那覇市が取り組む口腔健康
2025-03-14 16:36:14

那覇市がロッテと連携、口腔健康づくりの新たな一歩を踏み出す

沖縄県那覇市、ロッテとの連携で口腔健康づくりを推進



2025年3月13日、沖縄県那覇市役所において、公益社団法人南部地区歯科医師会と株式会社ロッテが連携協定を締結しました。この協定は、市民の口腔と歯の健康を促進することを目的としており、那覇市が掲げる「生涯お口からおいしく食べるために」の目標に向けた重要な一歩となります。

協定締結の背景



那覇市では、口腔の健康を通じて市民の全体的な健康を推進するため、さまざまな活動を行っています。特に、ロッテが持つ「噛むこと」に関する専門知識や技術を活かし、地域の健康づくりに貢献することが期待されています。ロッテは、1948年に創業以来、噛むことやキシリトール、咀嚼チェックガムなどを通じて、口腔健康に資するさまざまなツールを提供してきました。

協定の主な内容



この協定にはいくつかの主要な要素が含まれています。具体的には:
1. 健全な口腔環境の促進: 市民の健康的な生活を支えるため、歯と口の健康を通じた健康推進事業を展開します。
2. オーラルフレイル対策: 歯と口を通じて市民の身体的な衰えを防ぐため、正しい知識の普及と啓発活動に力を入れていきます。
3. 災害時のサポート: 災害発生時には、物資提供などの支援も行うことで、地域の安全と健康を守ります。

このように、協定は市民の健康を支える多角的な取り組みを目指しています。

協定締結式の様子



協定締結式には、那覇市の知念覚市長、南部地区歯科医師会の井上博文会長、そしてロッテの中島英樹代表取締役社長が出席しました。中島社長は、この協定が那覇市における健康推進に向けた意味を強調し、オーラルフレイル対策や歯と口の健康啓発活動が市民に寄与することを述べました。

オーラルフレイルについて



協定の重要なテーマであるオーラルフレイルとは、口腔機能のわずかな衰えを指し、放置すると全身の衰えにつながる可能性があります。特に高齢者においては、口腔機能が低下することで、身体的なフレイルやサルコペニアのリスクが高まることが調査結果からも明らかです。これを防ぐために、協定に基づく啓発活動が今後さらに進められていくことが期待されます。

今後の期待



那覇市、南部地区歯科医師会、ロッテが協力し合うことで、市民が健康で充実した生活を送れるようになることが望まれています。口腔の健康は、個々の体の健康に直接影響を及ぼすため、今後の活動に注目し、参加していくことが重要です。市民全体の成果として、長期的な健康促進の実現に向けて、地域の意識が変わっていくことも期待されます。これからも口腔健康づくりのために、サステナビリティを重視した取り組みが続いていくことでしょう。


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