台湾のサステナブル展
2025-07-02 21:42:26

台湾の社会イノベーションが東京のエキスポで輝く!持続可能な未来を探る

台湾の社会イノベーションが東京のエキスポで輝く!持続可能な未来を探る



台湾から社会イノベーションの風が吹き出し、東京ビッグサイトで開催された「サステナブルグッズ EXPO【夏】」に初めて出展しました。この展示会は、台湾経済部中小企業および新創企業署の指導のもと、2025年7月2日から4日の日程で行われ、多くの視線を集めました。特に設けられた特別展示エリア『社会イノベーション-台湾サステナブルセレクション館』では、台湾が誇る熱意ある社会イノベーション団体の製品が一堂に会し、見応えのある内容となっています。

開幕初日には、台北駐日経済文化代表処の代表者や東京台湾商工会の代表が来賓として挨拶に立ち、その重要性を強調しました。

責任ある調達を促進する社会イノベーションの取り組み


台湾経済部が8年前から推進している社会イノベーション政策は、すでに日本円で約385億円に相当する購買を生み出しています。このような取り組みは、単なるビジネスの枠を超え、持続可能な未来への具体的な実践例としても評価されています。特に注目すべきは、SDGsの「SDG12-つくる責任、つかう責任」に基づいた製品群の存在です。これらは日本での「エシカル消費」との親和性が高く、消費者に新たな選択肢を提供しています。

循環経済による多様な解決策


今回の展示に参加した企業は、いずれも循環型経済を基盤にしたビジネスモデルを持っています。KPMG安侯永続発展コンサルティング取締役の黄正忠氏は、「台湾の社会イノベーションの多様性を国際的に示す良い機会である」と述べ、期待を寄せました。

展示された企業は3つのカテゴリーに分けられています:

1. 農業廃棄物のアップサイクル日用品 例えば、Renouvoのサトウキビかすで作った食器や、picupiのしじみ殻を使った洗剤などが挙げられます。
2. リサイクル資源を利用した製品開発 Deyaの海洋廃棄物で作るバッグや、Mijilyのペットボトルを使ったエコシューズ、YOGASANAのリサイクル糸を使った機能性衣料、蔚來美好のコーヒーかすを活用した製品などがあります。
3. 地域創生と農水産イノベーション TAIWAN DYEのビンロウでの天然染料開発や、囍感のキンカン利用技術、丸文の魚を無駄にしない加工技術、共生共好による地域雇用創出の取り組みなどが展開されています。

いずれの企業もSDGsへの関連性と市場性を有しており、日本市場への進出や国際的な人材とのパートナーシップに向けた第一歩を踏み出しています。

台日協力による持続可能な未来への期待


展示会初日のオープニングセレモニーでは、東京台湾商工会の会長、徐文宗氏が「台湾の社会イノベーションが国際舞台に立つ姿を目の当たりにできて嬉しい」とコメントしました。このことは、日本が台湾の持続可能な発展に興味を持っていることを示すもので、両国は今後ますます緊密に協力し、サステナビリティの課題に向かって進んでいくことが期待されています。なお、株式会社Be.Globoは2019年に設立され、国際貿易、広告、コンサルティング、展示会サービスにおいて急成長を遂げており、特に海外市場・政府機関向けのプロジェクトにおいて高い専門性を誇っています。これからの台日協力によるサステナブルな未来の実現に、期待が高まります。


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