紀伊半島に新たな風を吹き込むKii companyのブランディング事業

紀伊半島を拠点とする「Kii company」は、その名前の通り地域のために活動する企業です。彼らの理念を支えるのは株式会社エイトブランディングデザインで、共に156年の歩みを重ねています。エイトブランディングデザインの代表、西澤明洋氏は「ブランディングデザインで日本を元気にする」をモットーに、さまざまな企業のブランディングを手がけてきました。この度、Kii companyのブランディングプロジェクトに着手し、その全貌をお伝えします。

Kii companyの誕生背景

Kii companyの前身は「株式会社旅する温泉道場」で、埼玉を拠点に温泉施設やリゾートの運営を行っていました。しかし、紀伊半島を中心とした事業方針に変革し、その魅力を最大限に引き出すためのブランディングが必要となったのです。これにより、紀伊半島を盛り上げる存在であることを明確にするための取り組みが始まりました。

ブランドネーミングとコンセプト

Kii company」という名称は、紀伊半島に特化した企業であることを表すシンプルかつ印象的なネーミングです。この名称には、「紀伊半島のための会社として地域に根ざした活動を行う」という意図が込められています。

さらに、「纪伊をアツく、人をアツく」というコンセプトが設定され、人々が集まり交流を生み出す場づくりに取り組む姿勢が明確にされました。地域が持つ事業の価値を伝え、活性化を目指すというKii companyの決意が伝わってきます。

ロゴデザインの意味

Kii companyのロゴは、紀伊半島を象徴する「三重」「奈良」「和歌山」をグレーの横線で表現し、それをオレンジの縦線でつなげることで🔗キイカンパニーの存在を示しています。このデザインは紀伊半島全体を結ぶ力強さを象徴し、ロゴマークにおいてもカタカナの「キ」と「イ」が連なるようにデザインされています。このように、地域と企業との強い結びつきを表現するセンスが光ります。

コミュニケーションデザインとブランドのメッセージ

Kii companyのブランドサイトは、ロゴのデザイン要素を応用し、視覚的にブランドのメッセージを発信しています。「紀伊をアツく、人をアツく」という理念が強く伝わるよう工夫されており、ウェブを通じてKii companyの熱意や活動内容が感じられるでしょう。また、名刺や封筒、スライドフォーマットなどもそのブランドイメージに基づいて統一感を持たせたデザインが施されています。

エイトブランディングデザインの役割

エイトブランディングデザインは2000年より、「温泉道場」や「旅する温泉道場」、さらにはスポーツを通じた地域活性化活動を行う「埼玉武蔵ヒートベアーズ」など、幅広い領域でブランディングをサポートしてきた実績があります。西澤氏は様々な企業に対するデザイン戦略を手掛けており、その成果物は数多くの受賞歴にも裏打ちされたクオリティを誇ります。

これからのKii company

Kii companyは、紀伊半島を文化と観光の拠点にすべく、引き続き地域に根づいた事業を展開していく予定です。ブランディングは単なるロゴやデザインだけでなく、その企業の信念や人々の想いを形にするための重要なプロセスです。今後もKii companyの取り組みは、地域の魅力をさらに引き出し、未来を拓いていくことでしょう。

今後の展開にも目が離せないKii company。この新しい風が紀伊半島にどのような変化をもたらすのか、私たちも注目していきます。