印象派に恋して - 新しい視点から理解する
美術に対する興味が高まっている今、印象派の絵画をもっと知りたいという方にぴったりな一冊が登場します。10月17日に株式会社ナツメ社から発売される『印象派に恋して―テーマから紐解く、光と色彩の魔法―』では、印象派の魅力を6つのテーマに分けて紐解いています。
印象派の基本をわかりやすく解説
本書の特徴は、印象派について「そもそも印象派ってなに?」という基本から始められる点です。印象派が確立された背景や、その特異な絵画技法、従来の絵画との違いなどを、一問一答形式でしっかりと解説しているため、美術初心者の方でも安心して読み進めることができます。
六つのテーマで読み解く印象派の魅力
本書では、印象派の代表的な作品を6つのテーマ、すなわち「水辺」、「人々の暮らし」、「装い」などに分けて紹介。誰もが思わず見入ってしまうような美しい作品の背後に隠れた意味や、画家たちの想いを丁寧に解説しており、時には「なんかすてき!」という直感的な感情がなぜ湧き起こったのか、その理由を深く理解できるようになります。
画家たちの人間性にも注目
モネ、ルノワール、ドガ、マネ、さらにはゴッホなど、印象派を代表する画家たちの人物像やエピソードも掲載されています。作品年表を使ってそれぞれの画家の活動やその時代を振り返ることで、より深い理解が得られ、印象派の絵画を楽しむための新しい視点が得られます。
読みやすさとビジュアル
192ページにわたる本書は、オールカラーで構成されているため、目にも楽しい一冊となっています。美術書特有の堅苦しさを排除し、誰でも手に取りやすいデザインになっています。美術品を観るだけでなく、楽しみつつ学ぶことができる内容です。
著者について
著者の佐藤晃子さんは、美術ライターとして長年活動しており、愛知県出身の彼女は、日本と西洋の絵画をわかりやすく紹介する書籍を数多く執筆。明治学院大学文学部藝術学科を卒業後、学習院大学大学院で美術史を学んだという経歴があります。彼女の他の著書もぜひチェックしたいですね。
書籍情報
- - タイトル: 『印象派に恋して―テーマから紐解く、光と色彩の魔法―』
- - 著者: 佐藤晃子
- - 発行: ナツメ社
- - 定価: 1,980円(税込)
- - 仕様: A5判/192ページ/オールカラー
- - 発売日: 2025年10月17日
- - Amazonリンク: こちら
この本を手にすれば、印象派の作品の楽しみが倍増すること間違いなしです。美術館に出かける際のガイドとしても、または自宅でじっくりと作品を鑑賞する際の参考書としてもご活用いただけます。ぜひ手に取って、印象派の絵画の魅力を再発見してみてください。