SECCON 13 電脳会議の概要
2025年3月1日(土)から3月2日(日)にかけて、浅草橋ヒューリックホールにて「SECCON 13(セクコン13)電脳会議」が開催されることが発表されました。これは、情報脆弱性を探るための多様なプログラムが満載のイベントです。特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が主催し、事務局は東京都港区に位置しています。
事前登録は無料で、公式ウェブサイトから申し込むことができます。定員制のワークショップもあり、抽選となる場合もあるため、早めの登録がおすすめです。
CTF 13 決勝戦
SECCONの目玉ともいえる「SECCON CTF(Capture The Flag)」は、攻撃・防御のスキルを試すハッキングコンテストです。今回の決勝には、国内外から厳選された18チームが参加し、最優秀チームを決定します。観覧のためには事前登録が必要ですが、自由に見学できるため、興味がある方はぜひ参加してみてください。
AlpacaHackとのコラボ
個人戦用のCTFプラットフォーム「AlpacaHack」では、過去のSECCON問題が利用できるようになっています。これにより、誰でもいつでも挑戦できる環境が整いました。決勝会場では初心者向けの「CTF入門ブース」が設けられ、特製コラボグッズも用意されています。
セキュリティカンファレンス
「SECCON Open Conference」では、情報セキュリティに関する最新の技術やツールを紹介し、国内外の専門家が講演を行います。事前登録を行えば聴講可能で、様々なトピックが取り上げられます。例えば、MicrosoftやCiscoの専門家、ハクティビズムに関する講演などが予定されています。
様々な競技とワークショップ
3月1日にはオフライン向けのセキュリティ競技や、初心者向けのワークショップも行われます。ASCII表を使ったゲームや、AIセキュリティを学べるサイトを活用した競技、ファジングの基礎を学ぶワークショップなど、広範なトピックが用意されています。
特に「CTF for GIRLS」は、女性のみを対象にした特別なワークショップで、参加者同士の交流も促進されます。また、初心者向けのCrypto、Web、Reversingに関する講座も用意されているので、興味がある方は絶対に参加すべきです。
外部連携のCTFとワークショップ
日程に合わせた外部イベントも多数行われ、様々なハンズオン体験が提供されています。「Car Hacking Village」では自動車のサイバーセキュリティに対する理解を深められ、「Real World Pentesting Labs」では実際の侵入テストを体験できます。これらのワークショップはリアルな体験型であり、学びながら楽しむことができます。
まとめ
2025年のSECCON 13は、多様な業界の興味を引く情報セキュリティの祭典です。競技者だけでなく、学びたいと思うすべての人にとって貴重な機会となるでしょう。事前登録は受け付け中ですので、お早めに申し込んで参加してください!