オールジャパンケアコンテスト
2025-05-13 13:52:07

第15回オールジャパンケアコンテスト、介護技能を見える化する革新イベントが開催

スキル向上を目指す「第15回オールジャパンケアコンテスト」開催



介護業界の成長と質の向上を目指す「第15回オールジャパンケアコンテスト」が、2025年10月4日(土)に東京ビッグサイトで開催される。参加者が集結し、知識や技術を競い合う場となるこのイベントは、介護従事者の自己成長や相互理解を深めることを目的としている。

コンテストの目的と意義


オールジャパンケアコンテスト(AJCC)は、日本で唯一の介護に特化した大規模なイベントであり、従業員のスキル向上や社会的地位の向上を図ることが大きな目標である。参加者は「認知症」「看取り」「口腔ケア」「入浴」「食事」「排泄」「外国人介護職員」といった分野に分かれて実技を行い、自らのスキルを試す機会となる。

参加者の感想とコンテストの効果


昨年開催された第14回大会においては、参加者の94.7%が「技能向上を実感した」と回答しており、92.1%が「学び続けたいという意欲が高まった」と感じている。このような結果からも、コンテストが介護の質を高める素晴らしい機会であることが明らかになった。また、参加者は技術評価を通じて職場での効果的な研修にも役立てていることが確認されている。

前夜祭で選手同士のつながりを形成


今大会でも選手とアドバイザーが集う前夜祭が計画されており、事前に意見交換や情報共有を行う場が提供される。この交流は、選手同士の団結を強めるだけでなく、競技に向けてのモチベーション向上にも寄与すると期待されている。参加者は自身の経験を通じて、他者の技術を学ぶ機会を享受できる。

増え続ける介護の需要と今後の展望


現在、介護職は依然として人手不足の状況が続いており、2025年までには約32万人、2040年には約69万人が不足すると予測されている。また、高齢化が進む中、要介護認定者数も増加しており、介護の質向上は必須事項となっている。オールジャパンケアコンテストは、参加者のスキル向上だけでなく、一般の方々にも介護に関する理解を深めてもらうための重要な場である。

開催概要


  • - 開催日:2025年10月4日(土)
  • - 前夜祭:2025年10月3日(金)
  • - 会場:東京ビッグサイト 西3ホール
  • - スケジュール:開会式8:45〜、会場実技9:30〜14:10、表彰式・閉会式14:50〜16:00。
  • - 参加対象:実務経験のある介護従事者。また、動画投稿部門は国公立の介護福祉士養成校に通う学生が対象。

まとめ


オールジャパンケアコンテストは、介護の質を向上させるとともに、参加者同士が学び合い、切磋琢磨する場として位置づけられています。応募締切は8月15日、詳しい情報は公式サイトを通じて提供されていますので、ぜひご覧ください。


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