多言語絵本登場!
2025-07-07 08:29:13

日本初の多言語あかちゃん絵本『いち にの さん!』が登場!

日本初の多言語あかちゃん絵本『いち にの さん!』



日本ではじめて、多言語対応のあかちゃん絵本『いち にの さん!』が、2025年7月7日に発売されます!著者は静岡県出身のスギヤマカナヨさん。この作品は、子どもたちに異なる文化や言語を楽しみながら学べる機会を提供することを目的としています。

多言語絵本とは?


「多言語絵本」とは、複数の言語で書かれた絵本のことを指します。日本に居住する外国人の増加を背景に、こうした絵本は多文化共生社会の一助として注目を集めています。

『いち にの さん!』は、日本語や英語、中国語、ベトナム語、韓国語、フィリピノ語など、なんと合計9つの言語で書かれた作品です。各言語での表現を楽しむことで、子どもたちは異なる文化に触れ、理解を深めることができるでしょう。

さまざまなルーツの子どもたちに


日本には359万人以上の外国人が在住し、出生時に両親のどちらかが外国人である赤ちゃんも年々増加しています。そうした背景を考えると、多言語対応の絵本は、言語や文化が異なる子どもたちにとっての大切な教材となります。

この絵本は、異なる言語を持つ子どもたちにも、楽しく読めるコンテンツを提供しています。スギヤマカナヨさんは「同じ本を通じて、さまざまな子どもたちが共に楽しむことができるものを作りたかった」と語っています。

デザインと多様性の融合


多言語の作品は文字が多くなりがちですが、『いち にの さん!』はその特性を逆手にとり、ビジュアルアートとして文字を使う工夫をしています。レインボーカラーの文字は、絵本全体を華やかに引き立て、多文化や多様性を象徴しています。

また、翻訳は一流の翻訳者たちによって行われ、それぞれの言語での擬音や表現を比較する楽しみも提供してくれます。言語の面白さを体感できるのは、子どもたちにとって特別な経験になるでしょう。

音声データ&手話動画


『いち にの さん!』には、作中の言語の音声データが提供され、各言語の読み方を実際に聞くことができます。さらに、手話による読みきかせ動画もあり、すべての子どもたちが楽しめる工夫がなされています。視覚障害のある方へのサポートとして、立体コピーやテキストデータも提供します。

書誌情報


  • - 書名:いち にの さん!
  • - 作:スギヤマカナヨ
  • - 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
  • - 対象年齢:0歳から
  • - ページ数:24ページ
  • - ISBNコード:978-4-494-02256-4

出版社の童心社の公式ウェブサイトでは、絵本の詳細情報が公開されています。詳細はこちらをご覧ください。

(この絵本を通じて、子どもたちが言語や文化を越えて豊かな成長を遂げることが期待されます。)


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