新卒採用と奨学金支援が融合した新サービスの登場
新卒採用専門のコンサルタントであるシーズアンドグロース株式会社(以下、SAG)は、日本最大級の奨学金プラットフォームを運営する株式会社ガクシー(以下、ガクシー)と提携し、新たなサービスを開始しました。これは、学生が「働くことを前向きに捉え、一歩踏み出す機会」を提供するだけでなく、企業にとっても新たな学生層との接点を生むことを目的としています。
学生と企業の新たな架け橋
この新サービスは、学生と企業双方のニーズに応える形で設計されています。SAGは、誰もが生き生きと働ける社会の実現を目指しており、ガクシーは夢を諦めなくていい社会を目指しています。この2つのミッションが合わさり、「真に学生のための支援をしたい」という共通の思いから生まれたものです。
現在の日本における課題
日本では、経済的な背景から奨学金を利用する学生が増加しています。高等教育の費用が年々上昇する中で、奨学金の支給は限定的です。これにより、経済的事情で夢を追えない学生が多く存在します。また、就職活動中のアルバイトによる時間の制約も、学生が必要な経験を積む機会を奪っています。このような状況の中で、企業もまた適切な学生を見つけることが難しくなっています。
新しい採用イベント「カレッジ型イベント(R)」
SAGが開発した「カレッジ型イベント(R)」は、企業と学生が直接会う機会を提供します。このイベントでは、企業が自身の魅力を訴求しつつ、学生の不安を取り除くことを目的としています。社会人経験がない学生に対しては、社会人としての基礎的な知識を身に付ける場として、ますます注目が高まっています。
オリジナル奨学金制度「シン・奨学金」
一方で、ガクシーが提供する「シン・奨学金」は、奨学金を新たに設立したい企業や個人のニーズに応えています。このシステムは、設立から運営までをまるごとサポートするもので、自由度の高い支援が可能です。これは、経済的な支援が求められる学生に対して有効な手段となります。
企業と学生のWin-Winを実現
この新サービスでは、企業が奨学金スポンサーとなり、カレッジ型イベントを通じて出会った学生に給付型奨学金を提供する仕組みが整っています。企業にとっては、奨学金を通じて学生に直接リーチできる機会を得ることができ、学生にとっては経済的支援を受けられることに加え、キャリア選択の幅が広がります。
取り組みの背景にある思い
ガクシーの松原代表は、奨学金制度を通じて、学生一人ひとりが社会との接点を築ける手助けができると確信しています。一方、SAGの河本代表は、経済的事情で学生の選択肢が狭まることを少しでも改善したいという思いを抱いて、本取り組みが始まりました。
まとめ
SAGとガクシーが手を組むことで生まれたこの新サービスは、学生と企業双方にとって新たなチャンスを提供します。「働くこと」を前向きに捉えるための支援と、優れた人材に出会う機会を創出するこの取り組みが、社会全体にポジティブな影響を与えることを期待しています。