古文書解読コンテスト
2025-07-23 11:09:13

賞金総額25万円!古文書解読コンテストがオンラインでスタート

古文書解読コンテストのご案内



2025年8月1日から開始される「第二回古文書解読コンテスト」について詳しくご紹介します。このコンテストは古文書のくずし字を解読する全国規模のバトルで、参加者には賞金総額25万円が用意されています。昨年のコンテストでは、約158万文字もの解読が完了し、全国の参加者の協力の下、とても成功したイベントとなりました。

コンテストについて


今回のコンテストの対象は、長野県伊那市立高遠町図書館に所蔵される古文書です。参加者は、約600点の古文書資料からくずし字を読み解くことになります。このイベントは、市民参加型のオンライン翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」で開催され、参加者は全国を問わずエントリーできます。

「翻刻(ほんこく)」とは、くずし字を現代の活字で表現し、誰でも読めるようにする作業です。2025年のコンテストは、昨年同様に多くの挑戦者を待っています。今年の開催地である伊那市では、地域おこし協力隊の前田和弘氏がこのプロジェクトを推進しており、地域の文化や歴史の理解を深める活動を行っています。

新しいオンライン翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」


「みんなで翻刻」のリニューアルが行われ、参加者にとって新しい機能や便利さが追加されました。特に、「くずし字認識AI」が新たに搭載され、全ての古文書を一度に読み取ることができるようになりました。このAIは、翻刻作業を大いに助けてくれる存在です。

さらに、「コレクション機能」では、ユーザーがそれぞれの興味のある文字や画像を保存しておくことができ、くずし字の学習に役立てることが可能になります。また、様々なユーザー同士がコミュニケーションをとれる「フォーラム機能」や、自由な発想で翻刻プロジェクトを作成できる機能も追加されています。

コンテストの背景


江戸時代の古文書は、日本において数十億点も存在するとされる一方で、それらを理解できる専門家は限られています。多くの古文書は個人の蔵に眠ったままで、火災やその他の理由で失われてしまうことも多々あります。前田氏は、こうした問題を解決するために古文書解読コンテストを行うことにしました。

第一回古文書解読コンテストは、111人が参加し、見事に成功を収め、広くメディアに取り上げられて古文書の重要性と地域のPRにも寄与しました。この実績を踏まえ、今年もコンテストを通じて多くの方々に古文書の魅力を伝えていきたいと考えています。

参加方法


「第二回古文書解読コンテスト」は2025年8月1日からの開催となります。参加資格は18歳以上。興味のある方は、公式サイトからエントリーが可能です。

また、日程は以下の通りです:
  • - 2025年8月1日:コンテスト開始、みんなで翻刻リニューアルオープン
  • - 2025年11月30日:コンテスト期間終了
  • - 2025年12月中旬:上位者発表
  • - 2025年1月下旬:表彰式(伊那市内)

皆さまの参加を心よりお待ちしています!

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古文書を解読する楽しみを通じて、地域文化を再発見しませんか?初めての方も、経験者も、ぜひこの機会に挑戦してみてください。


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