中高生の美術ゼミ
2025-05-16 17:01:55

新しい芸術の扉を開く「中高生の美術ゼミ」が練馬区で始まる!

新たなアートの探求を促す「中高生の美術ゼミ」



練馬区立美術館は、2025年から2026年にかけて、中高生を対象とした連続講義「中高生の美術ゼミ」を開催します。この取り組みは、美術館の新たなリニューアル工事に伴い、40年の歴史を持つ施設が初めて行う試みです。参加者は、さまざまなアートの専門家から直接学び、現代美術への関心を深める貴重な機会を得ることができます。

プログラムについて


「中高生の美術ゼミ」は、全10回にわたり、現代美術にまつわるテーマでの講義が展開されます。講師には、著名な美術家や学芸員、批評家が名を連ね、幅広い視点と知識を提供します。講義は通年で行われ、全ての講義を受けた参加者には修了証が授与されるため、アートに対する理解を深めるだけでなく、達成感も得られるでしょう。

各講義のテーマと講師陣


開講日は2025年6月14日、講師としてサントリー美術館の池田芙美氏や練馬区立美術館の小野寛子氏が登壇し、美術館学芸員の日常と仕事について深く語ります。その後も、陶芸やギャラリー運営、パブリックアートなど、毎回異なるテーマで一流の専門家が講義を行います。

例えば、7月には陶芸家の高橋奈己氏が登場し、陶芸の魅力を体感できるきっかけを提供。8月には、ギャラリー運営の重要な役割を解説する小山登美夫氏、さらに舞踏家の若羽幸平氏が体験型の講義を行います。9月には美学者の椎原伸博氏によるパブリックアートについての講義があり、10月には美術ジャーナリストの永田晶子氏がアートを見る力を養うワークショップを実施する予定です。年内には、美術批評家の椹木野衣氏や美術作家の小沢剛氏を迎え、多彩な視点から美術を探ります。

参加資格と申し込み方法


「中高生の美術ゼミ」への参加には、13歳から18歳までの中高生が対象です。応募期間は2025年5月1日から30日までで、応募フォームに必要事項を記載し、美術館のウェブサイトから申し込みを行います。同伴の保護者についても事前に連絡が必要ですが、参加する際は特別な配慮が求められます。

参加費用は通年コースが5,000円、講義ごとの参加希望者には700円となっており、全講義に積極的に出席する意欲を持った若者たちを歓迎しています。定員は30名で、申し込みが多数の場合は抽選方式になりますので、早めの申し込みをお勧めします。

アートに触れる新たな一年を


この「中高生の美術ゼミ」は、美術に対する理解を深めるだけでなく、参加者同士の交流や新たな発見の場ともなることを目的としています。美術という一見難解なテーマに親しみ、実際に触れることで、思考を広げる機会を創出します。美術館の未来を見据えた新たな試みが、やがて若い世代の文化の発展に繋がることを期待しています。

美術の世界を一緒に探求するこの機会に、ぜひ参加して新たな視点を得てみてはいかがでしょうか。皆さんの挑戦をお待ちしております。


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