位置情報セキュリティ
2025-05-09 12:59:41

暗号資産の新時代へ!位置情報セキュリティ『TRUSTAUTHY』の全貌

暗号資産の新時代へ!位置情報セキュリティ『TRUSTAUTHY』の全貌



Vlightup株式会社が新たにリリースした『TRUSTAUTHY』のベータ版は、暗号資産ウォレットや取引所に特化した革新的なセキュリティプラットフォームです。昨今、暗号資産を取り巻くハッキングの危険性が高まる中で、TRUSTAUTHYは衛星測位情報とTrusted Execution Environment(TEE)を融合させた新しい暗号基盤を提供します。この技術は、ユーザーの正確な物理的位置を改ざん不能に証明し、その情報をもとにリスクを自動的に管理することで、不正送金のリスクを大幅に低減します。

背景と必要性



2024年、日本の暗号資産取引所で約4,500BTCがハッキングによって奪われる事件や、Poloniexにおける17,800ETHの盗難事件が発生しました。これらはすべてリモート環境からの攻撃によって引き起こされ、攻撃者がVPNやプロキシを使ってアクセスを偽装する手口が目立っています。

従来のセキュリティ対策、例えばKYC(顧客の身元確認)やSMS/TOTPといった多要素認証(MFA)では、社内ネットワーク内からのアクセスの偽装には対抗できないことが明白になりました。そのため、Cipherの使用自体を制御するゼロトラスト型の暗号基盤が求められています。

TRUSTAUTHYは、GeoAuthとGeoMPCという2つの機能を駆使し、物理的な位置を確実に証明することで、リモート攻撃や内部犯行の脅威を根本から排除します。

TRUSTAUTHYの機能



GeoAuth(トークン)



この機能は、ユーザーの端末からリアルタイムで測位情報を取得し、暗号的に証明するものです。資産操作は「許可された場所」でのみ行うことができ、測位情報は改ざん防止のためにトークン化され、署名プロセスに組み込まれます。

GeoScore



GeoScoreは、過去の操作履歴、送金パターン、位置などに基づく行動スコアリングAIです。これにより、リスクの高い取引をリアルタイムで把握し、必要に応じて追加認証や取引の保留などの制御を行います。

GeoMPC



この仕組みは、秘密鍵を複数の断片に分割し、特定の地理的条件下で複数の端末が揃った場合にのみ署名を実行できるというものです。これにより、署名実行自体が「場所」と「人数」に制限されるため、高いセキュリティが確保されます。

ベータプログラムへの参加方法



Vlightupは、GeoAuthとGeoMPCを利用したベータプログラムを実施しており、参加者は以下の内容を無償で体験できます。参加対象は取引所やカストディアン、Web3ゲーム運営などです。
  • - TRUSTAUTHYプラットフォーム API
  • - TRUSTAUTHYウォレットのiOS版Test Flight

参加手順



1. 応募フォームからエントリー。
2. 24時間以内に連絡があります。
3. API組み込み後、ベータ版利用開始。

未来への展望



Vlightupは、2025年Q2に正式版v1.0を公開予定です。その後、SolanaやSuiなどの主要L2チェーン向けAPIリリースを目指します。私たちの目標は、新しい信頼の形を提供し、透明で公正な経済インフラの構築を目指すことです。

みなさまの暗号資産運用がより安全で、快適なものとなるように、ぜひこの機会にTRUSTAUTHYを体験してみてください。何かご質問がありましたら、Vlightupの広報担当までお気軽にお問い合わせください。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: セキュリティ TRUSTAUTHY Vlightup

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。