3D点群処理システム『TREND-POINT』の進化
福井コンピュータ株式会社が手掛ける3D点群処理システム『TREND-POINT』が、2026年6月16日(火)に新たなオプション、「3D Gaussian Splatting(以下、3DGS)出力」をリリースすることが決定しました。この新機能により、ユーザーは3DGSデータをPLY形式で出力できるようになり、他のソフトウェアとのデータ連携が可能になるという大きな期待が寄せられています。
背景
『TREND-POINT』は、すでに2025年10月に3DGSの読込み機能を追加し、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の一端を担ってきました。しかし、これまでの3DGSデータは『TREND-POINT』内での使用に限定されており、データの移行や後工程での活用に苦労する場面も多く見受けられました。このような背景から、新たな出力機能の開発が進められたのです。
新機能の効果
国土交通省が2024年に発表した「i-Construction 2.0」では、建設プロジェクト全体のデータ連携や管理を高度化することが重要視されています。今回の3DGS出力機能は、これに寄与するものとして期待されています。新機能を利用することで、調査・測量・設計・施工の各フェーズでのデータ流通を円滑に進めることができ、プロジェクトの効率化や精度向上に大きく貢献するでしょう。
さらに、3DGSの入力機能である「3D Gaussian Splatting読込み」にも、SOG、LCC、PLY圧縮形式などの新たな対応フォーマットを追加し、ユーザーにとってより柔軟なデータ利用が可能となります。
リリース日と価格
この新機能は2026年6月16日にリリースされ、3D Gaussian Splatting出力は12万円(税別)、3D Gaussian Splatting入力も同様の価格になります。ただし、従来の「3D Gaussian Splatting読込み」は名称と価格が改定され、使用者にとって明確な選択肢となるでしょう。
まとめ
3D Gaussian Splattingは、3D空間に配置されたガウス分布を利用し、シーンをリアルに表現し、それを2D画像に投影してレンダリングする技術です。『TREND-POINT』はこのデータを扱えるものの、生成はできないため、注意が必要です。しかし、この新機能は建設業界に新しい風を吹き込むと同時に、データの可視化・共有・検証プロセスの向上を果たすことが期待されています。今後の展開から目が離せません。