高島宏平社長、受賞
2025-06-19 15:31:31

オイシックス・ラ・大地の高島宏平社長が東京NBCアワード受賞

オイシックス・ラ・大地の高島宏平が東京NBCアワードを受賞



2025年6月18日に開催された「第7回東京NBCアワード」で、オイシックス・ラ・大地株式会社の代表取締役社長、高島宏平氏が経営者大賞を受賞しました。このアワードは、東京都港区に拠点を構える一般社団法人東京ニュービジネス協議会(東京NBC)が主催し、優れた経営者を顕彰するものです。

高島社長は「食の社会課題をビジネスで解決する」という信念のもと、特に生産者と消費者を直接つなぐダイレクトマーケティング戦略を確立し、新鮮な食品を届けるサブスクリプションサービスを展開してきたことで評価されています。また、彼の経営手腕と多くのM&Aに関する成功が、今回の受賞を後押ししました。

東京NBCアワードの意義


このアワードは、ベンチャー精神を持つ約1000人の経営者からなる東京NBCの会員によって選ばれた経営者のための賞であり、2018年に設立されました。特に、創業から上場までのストーリーやビジネスの新規性、革新性、成長性を重視しており、受賞者は事業とその人物が総合的に評価された結果選ばれています。

歴代の受賞者には、アイリスオーヤマの大山健太郎氏、株式会社ニトリホールディングスの似鳥昭雄氏、サントリーホールディングスの新浪剛史氏など、各業界のトップリーダーが含まれています。

高島宏平氏の受賞理由


東京NBCによると、高島氏の受賞理由は、2000年当時、インターネットで食品購入の文化が形成されていない中で新たな挑戦を始め、オンラインで新鮮な農作物を消費者に届ける流通システムを作り上げた点にあります。さらに、消費者に対する「食の安全」と「持続可能性」をしっかりと両立させる仕組みを整え、消費者の信頼を得ることに成功しました。また、彼は東日本大震災以降、自社で食品の放射能検査を実施するなど、消費者の安全に対する配慮も行っています。

表彰式の様子


受賞式は目黒区のホテル雅叙園東京で行われ、東京NBCの青木正之会長から祝辞が贈られました。高島社長は受賞記念の講演において、「この評価は経営者個人に留まらず、会社全体としての評価と感じます。迷いながらも挑戦を続ける中で、この賞をいただくことができたのは、社員たちにとっても大きな自信になる」と喜びを表現しました。さらに、設立25周年を目前に控えている彼は、「この青春を延長し、より良い未来のために努力していきたい」と自身の思いを語りました。

高島宏平の経歴


高島氏は東京大学大学院を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、その後2000年にオイシックスを創設しました。彼の経歴には、数々の受賞歴があり、2013年には東証マザーズに上場を果たし、その後も業界の先駆者として様々なプロジェクトに取り組んでいます。また、近年では子会社として「とくし丸」を立ち上げ、移動スーパー事業に力を入れています。

オイシックス・ラ・大地株式会社は、安心、安全を考慮した農産物やミールキットを定期的に提供しており、これからも食の社会問題を解決するための取り組みを広げていく予定です。彼のリーダーシップのもと、サステナブルな未来に向けた努力は続きます。


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