スマートロック導入のセミナーが開催されます!
長野県中野市が実現した「LINEからの予約によるスマートロック連携」の公共施設予約システムが、9月25日(木)に開催される「Bot Express Showcase」セミナーで紹介されます。この無料オンラインセミナーでは、自治体職員のためにスマートロックを取り入れた画期的な取り組みが詳細に説明されます。
中野市の取り組み背景
公共施設において、運営に伴う鍵の受渡しは利用者にとって多くの手間を伴います。特に、サッカー場や運動広場などの屋外施設では、鍵を借りるために体育館や管理棟まで移動しなければならないことが多く、利用者にとって非常に不便な状況でした。早朝に利用する場合には、前日までに鍵を受け取る必要があるため、利用条件も厳しく、利便性が大きな課題となっていました。
スマートロックで実現した解決策
このような問題を解消するために、中野市は「LINEから予約し、スマートロックで施錠を解除する」という新しいシステムを導入しました。利用者は、LINEを利用して事前にサッカー場を予約することができ、予約の際に自動生成されるパスコードを利用することで、現地に設置されたキーパッドで施錠を解除することができます。これにより、従来の物理的な鍵の受渡しが不要となり、運営上のコスト削減も実現しました。
導入後は、サッカー場の利用者の99%がLINEを介して予約を行い、管理人を配置しなくなったことも相まって、年間約130万円のコスト削減を果たしました。
セミナーの内容
本セミナーでは、長野県中野市の企画財政課の樋口翔太様、文化スポーツ振興課の阿藤貴洋様が登壇し、具体的な導入事例や工夫、運用方法などについて説明します。また、セミナー参加者からの質問に対しても答える時間が設けられるため、疑問を解消する良い機会となるでしょう。
登壇者の紹介
- - 樋口翔太様: 中野市役所にて税務課や教育課、農政課を経て、現在は企画財政課でDX推進を担当。
- - 阿藤貴洋様: 文化スポーツ振興課でスポーツ振興を担当し、市民サービスの向上に貢献。
参加方法
セミナーは完全オンラインで開催され、自治体職員を対象としています。申し込みは以下の方法で行えます:
セミナー詳細
- - セミナー名: Bot Express Showcase #36
- - 開催日時: 2025年9月25日(木)10:00〜11:00
- - 参加対象: 自治体職員
まとめ
このセミナーを通じて、公共施設の利用をより便利にするための新しい取り組みを知り、他の自治体でも活用できるヒントを得られるでしょう。デジタル化が進む中で、スマートロックを利用した新たな予約システムが、今後の行政サービス向上に寄与することが期待されています。興味のある方は、ぜひご参加ください。