渋谷の記憶を未来へつなぐ「渋谷アーカイブ写真展2025」
渋谷区が主催する「渋谷アーカイブ写真展2025」が、11月18日から30日まで渋谷ヒカリエ8階で開催されます。この展示は、「名づけられた渋谷の通り」をテーマにし、渋谷という街の記憶や歴史を訪れる人と共有することを目指しています。
今年の展覧会に込められた意義
「渋谷アーカイブ写真展2025」は、渋谷区デジタルアーカイブ「SHIBUYA CITY RECORD」および白根記念渋谷区郷土博物館・文学館が所蔵する貴重な写真を使用し、過去と現在をつなぐ貴重な場となっています。主催はコモンズ・アーカイブ・コレクティブで、地元の商店街振興組合も共催しています。これで3回目の開催となる今年は、渋谷の名付けられた通りに焦点を当て、収集された写真を通して様々な視点やメッセージを発信します。
展示の見どころ
1. 名づけられた渋谷の通り
展示の一環として、渋谷駅から約1キロ圏内に存在する70本の通りのうち、特に30本にスポットを当て、その通りが名付けられた理由や背景を分析し、映像と共に紹介します。それぞれの通りの歴史を知ることで、渋谷という街の多様性を感じることができるでしょう。
2. 時代を超えた風景の再発見
展示の中では、渋谷の昔の風景が数多く紹介されます。例えば、路面電車が走っていた時代の宮益坂や、かつて存在した映画館、さらには渋谷駅上空を通るケーブルカーの姿など、今となっては見られない風景が並びます。これらの風景を通じて、渋谷がどのように変化してきたのかを理解することができます。
3. 異なる視点からのアプローチ
地域の商店街や企業、大学などから提供された多様な写真が一堂に会することで、各々の異なる視点や背景から見た渋谷の姿を体感できます。これにより、訪れた人々は、単なる過去の記憶に浸るだけでなく、渋谷という街が持つ多面的な魅力を感じることができるでしょう。
開催概要
- - 会期:2023年11月18日(火)〜30日(日)
- - 時刻:11:00〜20:00(初日は19:00まで、最終日は18:00まで)
- - 会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT(渋谷区渋谷2-21-1)
- - 入場料:無料
地域文化を未来へ
渋谷という街の再開発は進行中で、そのスピード感は多くの注目を集めています。「渋谷アーカイブ写真展2025」は、単なる懐古を超え、地域の歴史と文化を次世代へ引き継ぐ重要な役割を果たします。この展示を訪れ、渋谷の記憶、そしてその未来を一緒に考えてみてはいかがでしょうか。詳細情報は
公式サイトで確認できます。