横尾忠則の魅力
2025-07-03 12:23:11

横尾忠則遺作集が満を持して2刷重版!その全貌とは

横尾忠則遺作集 2刷重版のお知らせ



2024年11月26日に、アートの巨匠・横尾忠則の遺作集が再び書店に並びます。この『横尾忠則遺作集』は、1968年に刊行された初作品集を完全復刻した貴重な一冊です。横尾忠則の独自の美意識が色濃く反映された作品が満載で、彼の特異な才能を一望することができます。

幻の初作品集が蘇る


この遺作集には、横尾忠則が生み出した数々の名作ポスターが収められています。特に、三島由紀夫の序文が添えられたことにより、この一冊の重要性はより一層高まります。さらに、アートファン必見の日本デザインセンター時代の代表作や、画業の中で無類の人気を誇る「TADANORI YOKOO」や「腰巻お仙」、さらにはピンクガール・シリーズの作品も収められています。

魅力的な内容


編集を手掛けたのは著名なデザイナー・粟津潔。この遺作集には、貴重なポートレートや家族の写真も収録されており、横尾忠則という芸術家の人間像をより深く理解する手助けとなります。また、三島由紀夫を始む寺山修司、和田誠、田中一光、高橋睦郎といった著名な人物たちによる横尾忠則評伝も含まれており、様々な視点から彼の作品が語られています。

三島由紀夫の言葉


特に印象深いのは、三島由紀夫が述べた「何という無礼な芸術であろう。このエチケットのなさ! しかし、これらの明るい色彩に包まれたやりきれない暗さの底には何かしら厳粛なものがある」という言葉です。この言葉からは、横尾忠則の作品が持つ独自の深みや、鑑賞者に与える衝撃が感じられます。

まとめ


『横尾忠則遺作集』は、アート愛好者や横尾忠則ファンにとって見逃せない一冊。その多彩な作品や評伝を通じて、横尾忠則の世界に触れる貴重な機会です。アートバザーや展示会と並んで、ご自宅の書棚に是非加えていただきたい一冊です。定価は5,500円(本体価格5,000円+税)で、A4サイズ・132ページにわたって彼の魅力を楽しむことができます。


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