REGALIとStackが提携、ECビジネスの顧客体験を革新する新サービス

新たなパートナーシップの誕生

東京の渋谷区に本社を構える株式会社REGALIと株式会社Stackが戦略的業務提携を発表しました。この提携は、ECビジネスの革新を目指すもので、Stackの「Appify」とREGALIの「LEEEP」が連携します。これにより、ECサイトの顧客体験を向上させる新たな価値を生み出すことが期待されています。

提携の背景

近年、ECビジネスにおけるモバイルアプリの重要性が増しています。顧客体験の充実が求められる中、Stackが提供するモバイルアプリ構築サービス「Appify」は、その高機能性が評価され、70以上のマーチャントに支持されています。一方、REGALIの「LEEEP」は、ユーザー生成コンテンツ（UGC）や動画、スタッフの投稿、レビューなどを駆使しており、1,200以上のECサイトで顧客体験を向上させています。

両社が持つ強みを融合させることで、ECビジネスを支える新たな基盤を築くための業務提携に至りました。

提携の内容

今回の提携の初めの一歩として、Appifyで開発されたネイティブアプリにLEEEPのスタッフコーディネート機能が実装されます。この機能により、ユーザーはアプリ内でブランド提案のコーディネートをスムーズにチェックできるようになり、アプリから離れることなく商品を閲覧できる利便性が増します。

期待される効果

提携により期待される効果は多岐にわたります。まず、アプリ内でリッチなコンテンツが表示されるようになり、ユーザーは商品レビューやInstagram投稿、動画コンテンツなどをアプリ内でシームレスに楽しむことができるようになります。これにより、顧客体験が大幅に向上し、ユーザーは商品への理解を深め、購買意欲を高めることができるでしょう。

また、具体的な数値としては、LEEEPの過去の実績に基づき、平均的なコンバージョン率（CVR）が1.2倍に、注文単価が1.3倍に、さらに滞在時間は4.5倍に向上することが期待されています。

ユーザーの声

この連携に対して、多くの関係者から期待の声が寄せられています。PLAY PRODUCT STUDIOの福田省吾EC事業マネージャーは、「アプリでスタッフのコーディネートを見たいという意見が多く、購入体験の向上が楽しみです」と述べています。また、yutoriの青嶋剣士郎プロデューサーは、「アプリ上でのスタッフコーデがスムーズに閲覧できる予想が立ち、ユーザー体験の質が上がると期待しています」と期待を寄せました。ビーズインターナショナルの坂井大了執行役員も「LEEEPとAppifyの連携を心待ちにしており、ユーザーの購入体験が向上することに期待しています」と語るなど、多くの期待が寄せられています。

会社概要

REGALIについて

株式会社REGALIは、「テクノロジーで小売を進化させる」の理念のもと、ECサイト向けの客体験向上プラットフォーム「LEEEP」を提供しています。LEEEPは多様なコンテンツを通じてブランドの価値を高め、顧客とのエンゲージメントを強化します。現在はアパレルや食品、美容など、多岐にわたるカテゴリで1,200以上のECサイトに導入されています。公式サイト: REGALI

Stackについて

株式会社Stackは、SaaS型小売基幹システム「SQ」とShopifyの機能拡張を提供している企業です。2021年にリリースされた「Appify」は、ブランドがモバイルアプリを構築運用できるプラットフォームとして多くの支持を受けています。現在、200以上のマーチャントがStackのサービスを利用しています。公式サイト: Stack

今後の展開に注目し、ECビジネスの新たな可能性を体感していきたいところです。