自転車安全ポイント
2025-04-24 11:37:24

自転車安全の新年度、注意すべき5つのポイントとは?

自転車安全の新年度、注意すべき5つのポイントとは?



新年度が訪れ、自転車を通勤や通学手段として使い始める人が増加しています。このタイミングで、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が発表した注意喚起が注目されています。自転車は、手軽に利用できる一方で、事故のリスクも伴います。特に、最近では「車輪への物の巻き込み」が事故の要因で多く見受けられており、重傷事故が発生するケースも報告されています。ここでは、自転車の安全な使用のために確認しておきたいポイントを5つ紹介します。

自転車事故の現状



t自転車に関する事故は、2019年から2024年までの6年間で502件に上り、約80%が重傷事故という深刻な統計が出ています。特に、10代の事故が多いことも印象的です。また、2025年3月に実施されたアンケートによると、「車輪への物の巻き込み」が最も多い事故事象として確認されています。このようなデータから、自転車の安全性を再確認することが求められています。

ポイント1: ハンドルや手首に物をぶら下げない



自転車に乗る際、ハンドルや手首に荷物をぶら下げてしまうと、車輪に巻き込まれてしまう危険があります。荷物は必ずかごに入れるなどして、万が一の事故を防ぎましょう。特に、買い物袋や傘など、日常的に持ち歩くものには注意が必要です。

ポイント2: ブレーキの効き具合を確実に確認



乗車前にブレーキの効き具合を確認することは非常に重要です。効きが甘いまま走行すると、制動不良による転倒や他の人との衝突の危険が高まります。ブレーキレバーを握った際の動きをチェックし、適切に調整しておくことをおすすめします。

ポイント3: チェーンの状態を常に確認



自転車のチェーンは、使用するにつれて伸びたり、錆びたりすることがあります。異音がする場合は、チェーンが劣化している可能性があり、最悪の場合、走行中にチェーンが切れることもあります。定期的にメンテナンスを行い、安全を確保しましょう。

ポイント4: 車輪やハンドルの緩みをチェック



車輪やハンドルまわりに緩みやがたつきがないかを確認することも重要です。特に、インターネットを通じて購入した自転車は、自分で組み立てる場合が多く、取り付け不良が事故の原因になることも。説明書を参考にしっかりと取り付けを行ないましょう。

ポイント5: リコール情報の確認をお忘れなく



NITEの「NITE SAFE-Lite」を利用し、自転車のリコール情報を必ず確認してください。リコール対象の製品を使用している場合は、直ちに使用を中止し、販売店に相談することが推奨されます。自転車事故の多くは、リコールが開始された後に発生しているため、事前に確認することで潜在的な事故を防げます。

まとめ



新年度を迎え、自転車利用者が増えるこの時期、自転車の安全な利用を心がけることが重要です。5つのポイントを押さえ、充実した自転車ライフを送りましょう。特に、チョットした心がけで事故を未然に防げることを念頭に置いて、自転車を楽しんでください。


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