「JENESYS2024」マレーシアの高校生が日本での交流を経験
2025年1月8日から15日にかけて、マレーシアのイスラム学校から15名の高校生とその引率者が来日します。この訪問は、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム(JENESYS)」の枠組みの中で行われます。このプログラムは、日本とアジア諸国との間の人的交流を深め、相互理解を促すことを目的としています。
プログラムの開催概要
- - 名称:対日理解促進交流プログラムJENESYS2024日本・マレーシア多文化共生交流
- - 期間:2025年1月8日(水)~ 1月15日(水)
- - 訪問地:東京都、福岡県
- - 参加者:マレーシアの高校生15名、引率者1名
日程の概略
1月8日、彼らは来日し、オリエンテーションを経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の教授によるテーマ講義を受けます。次の日の1月9日には、福岡県の小倉に移動し、小倉城の見学や八坂神社の訪問、環境意識を高めるためのタカミヤ環境ミュージアム視察、さらには地元の伝統工芸である小倉織の文化体験を行います。
1月10日には、敬愛高等学校との交流が予定されています。この日は、ホストファミリーとの対面式や、ホームステイの始まりも行われ、いてもたってもいられない青春の一コマが演じられることでしょう。
1月12日にはホストファミリーとの歓送会が開かれ、彼らの日本での生活の思い出を振り返る貴重なひとときとなります。東京への移動後は、東京ジャーミーや東京国立博物館を訪れ、さらなる文化交流を深めます。
プログラムの最終日である1月15日には成果報告会が予定されており、訪日中に得た経験や学びを皆で共有します。彼らの訪問が日本との友情を深める素晴らしい機会となることでしょう。
交換プログラムの意義
この国際交流プログラムにより、マレーシアの高校生たちは日本の文化や教育システムに直接触れることができます。異なる文化に対する理解を深めることで、国際的な視野を広げ、未来のリーダーとなるためのステップを踏むことが期待されています。
また、日本側の受け入れ家庭や学校、地域の方々にとっても、異文化交流を通じて新しい視点を得る良い機会です。このプログラムの成功は、参加者だけでなく、地域全体にとっても大きな意味を持ちます。
今後の展望
JENESYSプログラムは、今後もさらに多くの国との交流を進めていく意義深い事業です。マレーシアからの高校生の訪問を契機に、日マレーシア間の友好関係がより一層強化されることを願っています。国際理解を推進することで、将来の世代が平和で多様性を尊重する社会を築く手助けになるでしょう。
このプログラムについての詳細やお問い合わせは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の公式サイトをご覧ください。