トヨクモとモキュラの提携
2025-10-15 12:28:47

トヨクモとモキュラが新たなビジネス展開へ。ウェブカメラ活用の業務提携が実現

トヨクモとモキュラの業務提携について



最近、わが国のテクノロジー業界でのお知らせとして注目を集めているのは、トヨクモ株式会社とモキュラ株式会社の業務提携です。両社は、ウェブカメラを活用した新たなクラウドサービスの開発に向けた基本合意書を締結しました。トヨクモはこれまでに多くのkintone連携サービスを展開しており、今回の提携はその一環として位置づけられています。

提携の背景



モキュラは、業界でも注目されているベンチャー企業で、特にその創業者である中村健一郎氏は、マーケティングオートメーションツールを開発する株式会社シャノンを立ち上げ、同社を上場に導いた実績を持ちます。このような背景を持つ中村氏と、トヨクモが培ってきた経験と知識を融合させることで、さらなるサービスの拡充が期待されています。

新たに誕生するサービス「人の目クラウド」



提携に基づく新サービス、名付けて「人の目クラウド」は、ウェブカメラをAIで進化させたものです。このサービスは、ウェブカメラの映像を瞬時に解析し、異常や重要な事象を検知することが可能です。従来の監視カメラのようにただ記録をするだけではなく、リアルタイムでの気づきと行動を促します。これにより、業務改善、事故予防、安全の確保に貢献することができます。

利用シーンの多様性



このサービスは様々な場面での利用が想定されています。例えば、建設現場ではヘルメット未着用者の検知を行うことで、安全規則違反に迅速に対処することができます。また、店舗では「人の流れ」を把握し、混雑状況を即時に通知することで、効率的な運営が可能になります。

さらに、立入禁止エリアへの侵入や宅配便の受け取り時など、幅広い業務管理が行えるのも特徴です。勤怠管理に関しても、深夜勤務や休日の不正を検知することができ、労務コンプライアンスの強化に貢献します。事務所内の消耗品管理や会議室の利用状況を見える化することで、業務の効率化と安全性が高まります。

今後の展望



今後、トヨクモは2026年中にこの新たなkintone連携サービスをリリースする計画を立てています。これにより、情報サービスの利用がさらに広がり、企業におけるDX推進に寄与することが期待されています。また、2025年10月にはCYBOZU DAYS 2025でこの新サービスの説明を行う予定です。

トヨクモとモキュラの未来に向けて



トヨクモの代表取締役社長、山本裕次氏は、「私たちが目指すのは、情報サービスの大衆化です。そのために、必要な人に、必要なタイミングで、必要な情報を提供することを心がけています。今後は、ウェブカメラを通じてAIの力を借りて、業務効率化や安全性向上を推進していく所存です」と述べています。

企業における情報化が進む中、今回の業務提携は今後のテクノロジーサービスの方向性を示唆しており、多くの場面での活用が期待されています。トヨクモとモキュラが見せる新たな革新に、今後も注目していきたいと思います。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: クラウドサービス トヨクモ モキュラ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。