衛星運用を進化させる新たな一手
株式会社インフォステラとAntaris, Inc.は、衛星運用における新たな提携を発表しました。両社は、地上セグメントの統合とAPI自動化により、より効率的かつ柔軟な衛星ミッションの実行を目指しています。この協業により、これまでの運用プロセスにおけるギャップを解消し、迅速で高精度な衛星運用を実現することが期待されています。
新たな協業の背景と目的
インフォステラは、衛星コンステレーションの運用を支援するAIプラットフォームのリーディングプロバイダーです。一方、Antarisは宇宙ミッションの設計から運用までを巧みにサポートするソリューションを提供しています。両社はそれぞれの強みを活かし、クラウドネイティブな地上局サービスとソフトウェア定義のミッション計画・コマンドAPIの統合を図ることで、衛星運用の全体を革新することを目指しています。
主なソリューションの内容
以下に、提携を通じて実現するソリューションのポイントをまとめました。
1.
統合されたミッションモデリング
Antaris Space Platformにインフォステラの地上局機能を統合することで、実運用に即した高精度なシミュレーションが可能になります。これにより、衛星事業者はより具体的な運用シナリオを想定できるようになります。
2.
地上局運用の自動化
動的なスケジューリングや自動オーケストレーションを実現するため、APIの開発が進められます。これにより、リアルタイムでの衛星コマンドやコントロールが可能となり、運用の効率が大幅に向上します。
3.
データ取得効率の向上
データ取得の遅延を最小化し、スループットを最大化する技術的連携により、衛星からの重要なデータをより迅速かつ安定的に取得できるようになります。
4.
スケーラブルなソリューション
ユーザーのニーズに応じて拡張可能な地上セグメントを提供し、衛星事業者が求めるフレキシビリティを確保します。これにより、大小様々なミッションに対応できる環境が整います。
経営者のコメント
インフォステラの倉原直美CEOは、「この覚書は、ミッション計画と実際の運用をつなぐ重要なステップです。Antarisとの連携により、衛星事業者はシームレスにシミュレーションから実行への移行が可能となります」と述べています。
AntarisのTom Barton共同創業者兼CEOも、「衛星事業者が求める新しい環境を提供するために、私たちのプラットフォームを拡張していきます。この新たな連携により、自動化や応答性などが向上し、オペレーターに優れた体験を提供します」と話しています。
両社のビジョン
インフォステラは、地上局の運用を簡素化し、衛星を使った新たなビジネスへのサポートを行っています。一方、Antarisは、宇宙ミッションをAIとクラウドコンピューティングにより大幅に簡略化することを目指しています。両社の協力により、衛星運用の未来が一歩前進することでしょう。
詳しい情報は、公式サイトでもご確認いただけます。