大分県教育庁、遠隔教育配信センターを開所
大分県教育庁は、地域の教育格差をなくすために、4月14日より遠隔教育配信センターの運用を開始しました。このセンターは、特に少子化が進む地域と都市部との教育の質を平等にすることを目指しています。新たに構築されたこの教育インフラは、Neat株式会社が提供するビデオ会議システムを導入しており、この技術により臨場感あふれる遠隔授業が実現します。
開所記念式典の概要
遠隔教育配信センターの開所を祝う式典は、同日10時から開催され、大分県知事や県議会議長が来賓として出席予定です。式典を通じて、地域の教育機関関係者に新たな教育の可能性を発信することが期待されています。
教育格差解消に向けた背景
大分県では高度な専門教育を提供するため、県内の高校を結ぶ「配信センター方式」での遠隔教育が始まります。新たなセンターには専任の教員が常在し、各学校との連携を図りながら、実践的な遠隔授業や学習支援を行います。Neatはこの取り組みを支える重要なインフラとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも貢献しています。
Neatデバイスの特長
遠隔授業をより効率的に行うために、Neatのデバイスには以下のような特長があります:
- - 高性能マイク:教室の隅々まで音を拾う収音範囲を持ち、ノイズを効果的にカットします。これにより教師の声が明瞭に伝わります。
- - 高精細AI搭載カメラ:教師の動きや話し方に応じて自動でカメラがフォーカスし、生徒がいる位置を認識して自然な授業をサポートします。
- - 簡単操作:人感センサーで電源が自動的に入り、簡素な操作で授業を開始できるため、ICTに不慣れな教員にも得意な教える形式を維持できる点が魅力です。
教育現場からの声
大分県教育庁の遠隔教育配信センター次長である釘宮隆之氏は、Neatの導入によって教育現場のイメージが大きく変わったと語ります。「生徒が“先生が目の前にいる”と実感できる臨場感が生まれ、対面授業に負けない環境が整いました。これにより、地域間の教育格差の解消が期待できる新しい手段として確信しています。」と述べています。
遠隔授業イベントの開催
さらに、Neatは4月23日から25日までの3日間、遠隔授業に焦点を当てたイベントを実施します。このメインイベントでは、実際に遠隔授業を行っている専門の方々の講演が行われ、特に大分県教育庁の釘宮氏の講演も予定されています。
日時:4月23日(水)-4月25日(金) 開場時間:9:00-17:00(最終日のみ16:00)
場所:有明セントラルタワー&カンファレンス
参加形式:対面またはオンライン
参加費:無料・事前登録制
詳しくは
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Neatについて
Neat株式会社は、2019年にノルウェーのオスロで設立された革新的なビデオテクノロジー企業で、優れたビデオ会議デバイスを提供しています。特に、フレキシブルな環境でのミーティングを可能にし、効果的なコラボレーションを促進します。日本法人は2021年に設立され、さまざまな業界で導入が進んでいます。
詳細情報は、
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