ビオリスメディカル株式会社に生まれ変わる東京貿易メディシス
2025年9月1日、東京貿易メディシス株式会社は新たな社名「ビオリスメディカル株式会社」として生まれ変わります。この名称変更は、主力商品である卓上型の生化学自動分析装置「ビオリスシリーズ」の名前に由来しています。
経営の背景と目的
ビオリスメディカル株式会社は、2025年2月28日付けで株式会社サカエのグループに加わります。サカエ社の社長、松本弘一氏は、同社の技術力を結集し、相乗効果による新製品の開発を目的としてこの移行を進めています。また、東京貿易メディシスが持つ国際的なネットワークを活用し、サカエの製品を海外市場においても強化する計画です。
この社名変更を通じて、二社はシナジーを最大限に引き出し、事業の拡大やグローバルマーケットの開拓を目指します。ビオリスメディカルとしてのスタートを切ることによって、医療関係者や研究機関などからの需要に応えていく方針です。
企業概要
ビオリスメディカル株式会社
- - 設立: 1999年7月1日
- - 資本金: 2億円
- - 代表者: 代表取締役会長兼社長 松本弘一
- - 本社所在地: 東京都日野市
- - 営業所: 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
- - 社員数: 64名(2025年6月1日時点)
- - 主な取引先: 病院、クリニック、大学、研究所、企業、検査センター
- - 事業内容:
1. 生化学自動分析装置の開発、製造、販売
2. 臨床検査用機器及び関連製品の販売
3. 臨床検査システムの開発、販売
展示会への出展
ビオリスメディカルは、2025年10月3日から5日にかけて、パシフィコ横浜で開催される「JACLASEXPO2025」に初めて出展します。この展示会は、臨床検査機器や関連試薬の業界で重要なイベントであり、今回の出展はそれを通じて新ブランドの認知度を高め、医療業界とのつながりを強化する大きな機会となるでしょう。
まとめ
ビオリスメディカル株式会社の誕生は、医療機器分野における新たな風を吹き込むものであり、今後の展開が期待されます。サカエグループとしての強みを活かし、新しい市場にも果敢に挑戦していく姿勢が伺えます。医療機器の発展を支える存在として、今後も多くの注目を集めることでしょう。