羽田空港で廃食用油を利用した脱炭素の取り組みを体験しよう

羽田空港での特別イベント「空の日フェスティバル」

2025年に向けて、持続可能な航空燃料（SAF）の導入を推進する国土交通省は、羽田空港にて開催される「空の日フェスティバル」に出展します。このイベントでは、次世代の航空燃料を使った取り組みに関するPRを行い、特に廃食用油からSAFがどのように製造され、航空機で使用されるのかを体験してもらえるコンテンツを用意しています。

1. イベントの概要

「空の日フェスティバル」は、羽田空港で毎年開催されるイベントで航空産業の重要性を広めることを目的としています。今年度のイベントは2027年9月27日（土）に羽田空港第1ターミナルの会議室「オリオンB」で実施されます。時間は午前10時から午後4時までの予定です。

このイベントに参加する企業には、日揮ホールディングス、全日空（ANA）、日本航空（JAL）、東京都などが名を連ねており、航空脱炭素化の取り組みを広く知らせることを目的としています。

2. 体験できるコンテンツ

参加者は、廃食用油がどのようにSAFに変わり、航空機が飛ぶための燃料として使用されるのかを体験できる「3D VR体験」に参加できます。このブースでは、実際のサプライチェーンを仮想体験し、廃食用油が流通していく過程をリアルに感じることができます。

また、SAFや脱炭素化に関連するパネルやポスターの展示も行われ、これらのテーマへの理解を深めるための情報提供が行われます。

3. 航空利用者向けのクイズ企画

さらに、展示に関するクイズやアンケートが実施され、先着300名の参加者には各種ノベルティがプレゼントされます。これは、参加者自身がSAFについての知識を深めるだけでなく、楽しく学べる取り組みとなっています。

この機会に、航空燃料の未来や、私たちが日常的に利用している航空機と環境問題との関係について考える良い機会となるでしょう。