銀座三越のデジタル化
2025-06-11 12:06:29

銀座三越が多言語対応のデジタルフロアマップを導入しサービス向上を実現

銀座三越がデジタルフロアマップを導入



東京の中心、銀座に位置する銀座三越が、革新的なデジタルフロアマップ「プラチナモール」を導入しました。2025年3月1日から公開されるこのデジタルマップは、様々な国から訪れるお客様に向けて、11ヶ国語での案内を実現し、買い物の満足度を向上させるための新たな試みです。

多様な顧客に応えるデジタル化


銀座三越は、国内外を問わず多様な顧客層が訪れるため、館内の案内業務において多言語対応が求められていました。また、館内にはアートアクアリウム美術館や免税カウンターなど、利用者からの多様な問合せが寄せられています。これらの施設に容易にアクセスできる情報提供は、来店客の利便性を高める鍵となります。しかし、二棟に分かれた館内構造によって、従来の口頭による案内は難しく、より効率的な情報提供が課題となっていました。

そこで登場したのが「プラチナモール」です。このデジタルマップは、スマートフォンやデジタルサイネージを通じて簡単に利用でき、高度な情報提供が可能となりました。来店者は自分のスマートフォンで目的の店舗を探したり、経路を確認したりできるため、無駄な時間を省き、スムーズに買い物を楽しめるようになります。

機能充実のデジタルマップ


自動翻訳機能の導入


「プラチナモール」では、従来の翻訳技術の限界を克服するため、翻訳用語集と自動翻訳機能を組み合わせています。これにより、店舗名などの固有名詞も自然な表現で表示されます。これまでとは異なり、来店客はスタッフに尋ねることなく、自らのスマートフォンで情報を得ることができるため、館内を自在に移動できるようになりました。

スマートフォン向けの経路案内


館内が地下3階から12階に及ぶため、従来の紙マップでは情報の把握が難しかったのですが、「プラチナモール」によりデジタルマップが提供され、特にバリアフリールートを含んだ経路案内が可能となりました。利用者はQRコードをスキャンすることで、瞬時に自分の現在地や目的地までの最適なルートを確認できます。今までの紙地図の不便さから抜け出し、快適な買い物体験が実現しています。

デジタルサイネージの活用


銀座三越は、館内の目立つ場所にデジタルサイネージを設置し、来店客に必要な情報をリアルタイムで提供しています。ライオン口という出入り口には、デジタルマップを表示する2台のサイネージが設置されており、常に人気のスポットや必要な情報が更新されています。タッチで目的地を選択し、表示されるQRコードを読み取ることで、スマートフォンでの経路案内が可能です。

デジタル化の促進と未来展望


銀座三越のデジタルマップ導入により、従来の人による案内に代わって、効率的かつスムーズな顧客対応が実現しました。将来的には、さらなるデジタル化を進め、無人の案内所を増やすことでサービスの質向上を目指します。ボールドライト株式会社が提供する「プラチナモール」は、百貨店や商業施設においても広がりを見せており、今後の商業施設におけるDX化を加速させることでしょう。

今後も銀座三越は、デジタル化による利便性の向上を図りつつ、訪れるすべてのお客様が気持ちよく過ごせる空間づくりに努めていきます。デジタルフロアマップの活用によって、快適なショッピング体験が実現することを期待したいですね。


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