株式会社RTCテックソリューションズ、Atlas Direction社との提携について
株式会社RTCテックソリューションズ(大阪府大阪市)は、遠隔支援サービスを提供するAtlas Direction株式会社(福岡県福岡市)との資本業務提携契約を結びました。この提携は2026年7月1日付で発効し、Atlas Direction社がRTCグループに加わる形となります。
Atlas Direction社のご紹介
Atlas Direction社は、スマートグラスやタブレット、スマートフォン、PCなどの端末を駆使し、「Atlas Direction」という遠隔支援サービスを展開しています。このサービスは、作業者の視点からの映像や音声をリアルタイムで共有し、遠隔地からの指示を支援する仕組みが特長です。具体的には、指示者がPC、タブレット、スマートフォンを用いて指示を出し、作業者はスマートグラスやAndroidタブレットを使用して作業に当たります。
このシステムは、P2Pによる低遅延・高画質な映像通話を実現しており、また通信は全て暗号化されているため、セキュリティ面でも安心感があります。
主な機能と導入事例
「Atlas Direction」の主な機能
1.
リアルタイム共有: 作業者の目線の映像や音声をリアルタイムで共有。
2.
ポインタ表示: 指示者のマウスカーソルを作業者の映像上に重ねて指示。
3.
画面共有: 資料や手順書を指示者から配信し、現場で迅速に参照可能。
4.
撮影+編集: 静止画にマーカーを追加して送信し、作業の証拠として利用。
5.
録画: カメラ映像を録画し、作業記録や研修資料として活用。
6.
テキストチャット: 音声が聞き取りづらい場合の補助機能。
7.
外部機器連携: ドローンやアクションカメラとの連携が可能。
導入事例
株式会社筑豊製作所(福岡県)
筑豊製作所では、2022年3月にスマートグラスMOVERIO BT-35ESを5台導入しました。技術者が一人前になるまでに長い時間がかかる一方で、ベテランが少なく、そこで若手技術者を支援するためにAtlas Directionの導入が選ばれました。従来は手を止めて指示を受ける必要がありましたが、現在では現場の意見をリアルタイムで受けながら作業が可能です。
西部ガス長崎株式会社(長崎県)
西部ガス長崎株式会社でも2024年3月にスマートグラスMOVERIO BT-45CSを導入しました。管理コストの削減や新人教育の効率化が求められる中で、「Atlas Direction」を活用することで、遠隔で指示を受けながら業務を遂行することができる体制が整いました。
グループシナジーの期待
両社の資本業務提携により、製造や建設といった現場で直面する熟練技術者不足や技能継承の課題に対し、より幅広い解決策が提供できるようになります。これまでRTC社が蓄積したリモートコミュニケーションの技術と、Atlas Direction社の遠隔支援サービスが連携することで、会議室から現場までの一貫したサポートシステムを構築していきます。
代表者コメント
RTCテックソリューションズの代表取締役社長阿久津貴史氏は、「遠隔支援の力を結集することで、人手不足や技能継承といった課題に幅広く応えていく」と述べています。一方、Atlas Direction社の沖本泰孝社長は、グループ加入により開発とサポートの体制が強化され、さらなる現場への支援の拡充を目指しています。
今後の展望
両社は今後、製品やサービスの連携を深め、お客様への利便性を高める取り組みを推進していく予定です。リモートコミュニケーションの進化を通じて、現場の課題解決に貢献することを目指します。引き続きお客様からの信頼に応え、さらなる発展を遂げていく所存です。