APPジャパンのSDGs学習プログラム
2025年5月から7月にかけて、エイピーピー・ジャパン株式会社(以下、APPジャパン)は多くの学生を本社に迎え、持続可能な開発目標(SDGs)に関する学習プログラムを実施しました。これに参加したのは合計17校から161名の生徒であり、彼らは環境問題に対する理解を深める貴重な機会を得ました。
プログラムの初めには、APPジャパンの代表取締役会長兼社長であるタン・ウイ・シアン氏が挨拶を行い、参加した生徒たちを温かく迎え入れました。その後、サステナビリティ担当者が登壇し、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)グループの事業内容や製品の生産プロセスについて詳しく説明しました。特に、紙の生産において持続可能性がどのように考慮されているかに焦点を当てていました。
また、APPジャパンとユニバーサル・ペーパー(UP)の共同プロジェクトである「森の再生プロジェクト」についても紹介されました。このプロジェクトでは、日本市場における自然林再生活動に取り組んでおり、参加している他の企業の製品も一緒に説明されました。これにより、SDGsに貢献する具体的な活動を知ることができ、学生たちの興味をさらに引き出しました。
プログラムの後半には質疑応答の時間が設けられ、生徒たちから環境問題やキャリアに関するさまざまな質問が寄せられました。生徒たちの熱心な姿勢が印象的で、彼らが次世代の環境リーダーとしての役割を果たすために興味を持つ姿に、同席した社員たちも刺激を受けました。教育の現場で関わる教員からも活発な質問があり、そのやり取りからはさらなる気づきが得られる貴重な時間となりました。
プログラムの締めくくりには、参加者全員での記念撮影が行われ、さらにUPのロゴが入ったティッシュ製品やステッカーなどの記念品が贈られました。生徒たちは非常に熱心に聴講し、多くの質問をしてくれたことで、彼らの関心の高さが伺えました。引率していた先生方も熱心に参加され、このプログラムは双方にとって充実したものとなりました。
APPジャパンは今後も、このような企業訪問プログラムを通じて次世代の環境意識を高め、SDGsの達成に向けた活動を続けていくことを誓っています。学生たちが環境問題に関心を持ち、理解を深めることが、今後の持続可能な社会の実現に繋がることを願っています。
APPグループについて
APP(アジア・パルプ・アンド・ペーパー)は、インドネシアに本社を置く紙パルプメーカーで、世界中に製品を供給しています。中国をはじめとする生産拠点を持ち、150カ国以上で展開しています。APP自身の取り組みにより、持続可能な未来へ向けた活動が広がっていることを知っておくことが重要です。
詳細は公式ウェブサイトへ。