モバイル建築奨学金
2025-02-10 17:36:08

木造モバイル建築を学ぶ学生必見!奨学金募集の詳細

木造モバイル建築に関する奨学金が募集開始



一般社団法人日本モバイル建築協会は、令和7年度のモバイル建築による社会デザイン奨学金の募集を発表しました。この奨学金は、木造モバイル建築に関する研究に取り組む大学院生、大学生、高等専門学校生向けの支援制度です。具体的には、技術的及び社会制度的課題の解決や、地方創生に寄与するような研究を行う学生に経済的な援助を提供します。

モバイル建築とは?



モバイル建築とは、解体せずに簡単に移動できる建築物を指します。木造のユニットを基にしたこの建築スタイルは、あらゆる用途に応じた設計が可能です。具体的な技術や施工方法には、木造軸組工法や枠組壁工法(2×4)が採用されています。また、木造モバイル建築は、災害時の仮設住宅の提供や地域の活性化にも寄与する可能性があります。

奨学金の詳細



対象となる学生は、日本国内の大学院、大学、高等専門学校に在籍する者です。奨学金は以下の条件に基づいて支給されます:
  • - 大学院生:年10万円(支給は一度限り)
  • - 大学生高等専門学校生:年5万円(支給は一度限り)

申請に際しては、木造モバイル建築に関する研究テーマが必要です。対象の研究には、技術的・社会制度的な解決策や地方創生に関するものが求められます。また、論文や自主研究の報告書を提出する義務があり、成果は同協会に報告しなければなりません。

募集の期間と方法



応募は、令和7年4月7日から4月21日まで受け付けられています。その後、応募者の書類選考が行われ、選考結果は5月16日に通知予定です。応募に必要な書類には、申請書や誓約書、研究計画書、在学証明書が含まれます。特に、教員からの推薦状は不要ですが、提出した書類は返却されないため注意が必要です。

過去の事例



令和6年度には、「モバイル建築を用いた能登震災応急仮設住宅の現状と課題-社会的備蓄の必要性-」というテーマが採択され、木造モバイル建築の社会的意義を深める研究が行われました。

申込先と注意事項



書類は簡易書留を使って、指定の住所へ郵送することが求められます。万が一、奨学金を受け取った学生が中退したり、モバイル建築に関連しない研究に変更した場合、速やかに報告する義務がありますが、その理由によっては返還が免除されることもあります。

この奨学金を通じて、木造モバイル建築の可能性を探り、地域や社会に貢献する研究を志す学生の挑戦をお待ちしています。詳細な情報は、日本モバイル建築協会の公式ホームページをご覧ください。


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