モトローラ・ソリューションズの新しいR&Dセンター
アイルランドのコークに、モトローラ・ソリューションズが新設した「グローバル研究開発センター」は、公共安全に特化した技術革新の拠点として注目が集まっています。このセンターでは、陸上移動無線(LMR)ポートフォリオのソフトウェア設計に重点を置き、ここで開発される製品は緊急時に働くファーストレスポンダーの安全性や効率の改善に寄与します。
新たに200名の人材を採用
現在、コークのナビゲーション・スクエアを拠点に、約200名の従業員が、エンジニアリングや設計、開発、テスト、品質保証、マネジメントなど、多様な職種で活躍しています。彼らは99.999%(ファイブ・ナインズ)の稼働率を実現するための引き続きイノベーションを推進する方針です。
アイルランドのミホール・マーティン首相は、この新センターの開設がアイルランドの技術者の優れたスキルとイノベーション力の証であり、世界のテクノロジー市場での地位をさらに高めることにつながると期待を寄せています。特に、コークの地域の専門性から生まれる新たな技術の進展に対する期待は非常に高まっているとのことです。
業界の最前線を行く
また、モトローラ・ソリューションズのCTOであるマヘッシュ・サプサリシ氏も、この新センターの開設に誇りを感じていると述べています。彼は、LMR技術が音声機能からAIやデータアプリケーションへの進化を遂げていることを強調し、特に公共安全機関にとって重要な通信インフラの強化に向けたコミットメントを再確認しました。
地域貢献と教育パートナーシップ
コークのモトローラ・ソリューションズのチームは、地元の教育とボランティア活動にも力を入れています。ユニバーシティ・カレッジ・コークやマンスター工科大学と提携し、インターンシッププログラムを通じて学生に実務経験やスキル向上の機会を提供しています。また、「Darkness Into Light」や「Cork Arc」など地域のコミュニティ組織にも積極的に支援を行っています。
テクノロジーと社会貢献
さらに、モトローラ・ソリューションズ財団の「Tech For Good」プログラムでは、「I WISH」に対する10万米ドルの助成金支援も行われ、コークの30の学校に3DプリンターやSTEM教育リソースが寄贈されています。この活動は、未来の技術者たちへのサポートにもつながります。
日本企業へのメッセージ
IDAアイルランドのマイケル・ローハン長官も、この新たな投資を歓迎し、アイルランドの安定したビジネス環境が高く評価された結果であるとコメントしています。日本企業にとっても、アイルランド市場の魅力が一層高まっています。アイルランドにおけるビジネスチャンスに興味のある方は、ぜひこの機会に注目してみてください。
このように、モトローラ・ソリューションズの新たなR&Dセンターは、技術革新と地域貢献の両面で注目される存在となっています。今後の展開から目が離せません。