孤立する若者支援の新たなステップ―サンカクシャが提言を発表
特定非営利活動法人サンカクシャは、経済的に困窮している若者支援に取り組むため、2025年1月29日に「親を頼れず孤立する若者支援」をテーマにしたパネルディスカッションを共同で開催しました。このイベントには、行政や企業の関係者、国会議員を含む117名が参加し、若者の貧困と孤立問題に対する関心の高さを表明しました。
若者支援の現状と課題
会の冒頭ではこども家庭庁の渡辺由美子長官が登壇し、若者支援のニーズに応じた地域のハブ機能の強化について紹介しました。続いて、経済同友会の新浪剛史代表が、自身の訪問を通じて強く衝撃を受けた経験を語り、企業とソーシャルセクターの連携の重要性を強調しました。この中で、荒井佑介代表理事は、社会的に認知されていない「若者の貧困と孤立」というテーマについて事例を挙げて説明しました。
特に今回のディスカッションでは、18歳から25歳までの親を頼れない若者に対する公的支援が不足している現状が浮き彫りとなりました。自立には、「安心」「意欲」「自信」という三つのステップが必要であるとし、若者との信頼関係を築くとともに、安心できる場所を提供することが求められています。
提言書の手渡しと具体的な取り組み
会場に参加した国会議員からは、荒井代表の提言に賛同する声が相次ぎました。支援部会や若者支援議員連名の設置を求める提言書が渡辺長官に手渡され、会場は熱気に包まれました。さらに、サンカクシャは今後、若者を伴走支援するプランとして、闇バイトや 誘拐に注意を促しながら、企業と協働して「若者活躍プラットプラ」ムを設立する計画が発表されました。
企業の役割と連携
新浪代表は、企業が持つ知識やリソースを活用して、若者支援の問題解決に向けて協力する重要性を再度強調し、「貧困の連鎖を断ち切り、若者が夢を持てる社会を作る」と締めくくりました。これを受けて、参加した企業からも具体的な協力の意向が表明され、連携強化の必要性が謳われました。
結びに
今回のイベントは、若者を取り巻く現状と課題が多くの支持を集める中で、今後の支援策の具体化が期待されるものでした。若者の孤立や貧困問題が社会の関心を集める中、サンカクシャの取り組みが一つの大きな光となり、より多くの若者が自立に向けて新たな一歩を踏み出せることを願っています。