JAL「旅アカデミー」開校1周年記念特別セミナー
2025年9月26日、品川区の「EZOHUB TOKYO」にて、JALが誇る旅と学びの体験プログラム「旅アカデミー」の開校1周年を祝う特別セミナーが開催されました。
約30名の参加者が集まり、充実した2部構成のプログラムが展開されました。
第1部:セミナー・パネルディスカッションの魅力
このセミナーでは、開講から1年間にわたって実施した7つの講座の中から、「ローカル副業入門」「日本離島クラス」「マイクロワイナリーオーナー入門」という3つのテーマが取り上げられました。各講座には参加者だけでなく、多くの興味を持つ方々が集まり、知識の共有が行われました。
ローカル副業入門
古田秘馬氏(株式会社umari代表取締役)によるこのセッションでは、地域ビジネスの実例を学びながら新たな生き方のヒントを得ることができました。古田氏は、香川県・三豊市での地域ビジネスイノベーションの重要性について、観光だけでなく地域コミュニティとの協働が不可欠であると強調しました。
日本離島クラス
山下賢太氏(東シナ海の小さな島ブランド株式会社代表取締役)の講座では、離島特有の課題に取り組む事例を通じて、文化や価値の持続可能な地域デザインについて学ぶことができました。これは、鹿児島県の上甑島に移住後に取り組んできた事業からの実体験に基づいています。
マイクロワイナリーオーナー入門
大滝敦史氏(一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会執行理事)によるこのセッションでは、日本のワイン造りに対する新たな視点が提供されました。具体的には、一般には公開されていないワイナリーの内部見学や運営体験が貴重な機会であることをお話ししました。
第2部:ネットワーキング・懇親会
講師と参加者の自由な意見交換は、特に参加者同士の話題が広がる素晴らしい場となりました。特に、過去の参加者との情報交換や、実際に二地域暮らしを実践している「旅アカの先輩」との交流が印象的で、多様な視点の共有が行われました。
新プログラムの紹介
特別セミナーでは、古田氏が講師を務める新クラス「人生を豊かにする『資産デザインクラス』せとうちローカルビジネス副業入門」についても発表があり、詳細の申し込み受付が開始されました。このクラスでは、経済的な要素だけでなく、心の豊かさや人生の質を向上させるための資産形成を学ぶことが叶います。
未来へ向けたプログラムの展望
現在、旅アカデミーでは、座学プログラムや現地プログラムの受付が行われており、様々なテーマが揃っています。たとえば、2026年に開催予定の「資産デザインクラス」や、地域実践のフィールドワークでは、香川県三豊市や沖永良部島を訪れてのプログラムがあります。
参加者は、地域の未来を考え、自身の暮らしにも取り入れられる知識やアイディアを学び、実践に繋げることができる絶好のチャンスです。新しい旅の学びを通じて、人生をより豊かにする経験が期待されます。ぜひ、興味のある方は、JAL「旅アカデミー」の公式ホームページをチェックしてみてください。