ヒロシマ・アピールズ
2025-07-09 13:06:24

北川一成氏が描く新たな平和のメッセージ「ヒロシマ・アピールズ 2025」

北川一成氏による「ヒロシマ・アピールズ 2025」完成



2023年7月9日、広島で「ヒロシマ・アピールズ2025」の新しい平和ポスターが完成し、広島市役所で贈呈式が行われました。このポスターは、JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイン協会)の会員である北川一成氏が手がけたものであり、戦後80年という特別な年に、平和の重要性について考える機会となります。

「ヒロシマ・アピールズ」とは


「ヒロシマ・アピールズ」は、1983年から続く平和を呼びかけるキャンペーンです。日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)と広島国際文化財団、ヒロシマ平和創造基金が共同で推進し、毎年国内外向けにポスターを発表しています。このポスターは、言葉を超えて広島の心を届けるための作品で、JAGDAを代表するデザイナーがボランティアで制作に参加しています。

北川氏のデザインコンセプト


北川氏の新作ポスターには、平和の願いを込めて白い空間に墨で「PEACE」と描かれています。特に印象的なのは、この作品が両面にデザインされている点です。鏡文字のクレジットは、様々な意味を持つ言葉を表現しており、視覚的にも非常に魅力的です。氏は、今回のポスターが自らの「平和」の願いを込めて作られたことを強調しています。

展示・販売情報


ポスターは、広島市内の各地点や東京都のJAGDA事務局で購入することができます。具体的には、広島平和記念資料館や広島市現代美術館などで販売されており、価格は1,100円(税込)です。また、JAGDAのオンラインショップでも購入可能です。

さらに、ポスターの展示も行われており、7月9日から8月7日まで東京ミッドタウンのデザインハブで「日本のグラフィックデザイン2025」展として、北川氏の新作ポスターと過去の「ヒロシマ・アピールズ」のポスターが一堂に展示されます。これに加え、広島の中国新聞社本社ロビーや旧日本銀行広島支店でも期間限定での展示も計画されています。

平和への拡がり


広島だけでなく、海外での展示も行われ、カナダのトロントやイタリアのジェノバでも企画される予定です。これらの展示は、世界中に広島の平和のメッセージを届ける重要なキーポイントとなるでしょう。

未来に向けたメッセージ


北川一成氏は、作品を通じて多くの人々に平和の大切さを感じてもらいたいという思いを持っています。作成された「ヒロシマ・アピールズ」ポスターは、視覚的にも心に響く作品で、多様な人々にメッセージを伝えることを目指しています。今回のポスター展では、過去に制作された「ヒロシマ・アピールズ」の全29作品も一緒に展示され、それに合わせてポストカードセットも販売される予定です。

まとめ


北川一成氏の手による「ヒロシマ・アピールズ 2025」は、広島の平和の象徴として、今後さらなる広がりを見せるでしょう。このポスターや展示イベントを通じて、多くの人々が平和の大切さを再認識し、未来への希望を感じてくれることを願っています。


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