中野製薬、再生可能エネルギーへフルシフト
中野製薬株式会社は、2023年10月に国内全事業所の使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることを発表しました。これにより、温室効果ガス排出の実質ゼロを達成することが期待されています。
企業理念とカーボンニュートラルの取り組み
中野製薬は、2030年までにカーボンニュートラルの達成を目指しています。その実現に向けて、2024年からは「CHANGE the ALWAYS 未来を変える今にする」というスローガンの下、より環境に優しい製品開発を進めていく方針です。
この取り組みの一環として、2024年からは「ナカノ スタイリング タント」の11アイテムにおいて、初めてカーボンフットプリントを算出し、また非化石証書の購入により使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えました。これにより、製品の全ライフサイクルにおける温室効果ガスの排出量が低減されることが期待されています。
再生可能エネルギーの重要性
今回、2025年5月1日より京都本社および新草津工場の電力を再生可能エネルギーに切り替えることで、同社のScope2(購入した電気や熱に伴う間接的な温室効果ガス排出)が実質ゼロとなります。このステップは、カーボンニュートラルの達成に向けた重要な一歩です。
中野製薬は、再生可能エネルギーの導入だけでなく、カーボンオフセットや環境に配慮した製品作りを通じて、持続可能な社会の実現を目指します。今回の電力切り替えは、ステークホルダーからの信頼をさらに深めるための取り組みでもあるのです。
企業情報
1959年に設立された中野製薬は、理美容のプロフェッショナル向けおよび一般向けの頭髪化粧品を製造・販売しています。「表面を装うのではなく、嘘のない商品を」との理念を掲げ、美を追求しています。
本社は京都市に位置し、従業員269名が在籍。その知識と技術を活かして、ヘアケアやスタイリング製品の開発に取り組んでいます。
まとめ
中野製薬の次なる一手は、再生可能エネルギーに100%シフトするという革命的な取り組みです。2030年のカーボンニュートラルを見据え、今後も環境に優しい持続可能な企業活動を推進していきます。これにより、同社はさらなる社会貢献と信頼の創出に努めていきます。