岡山大学技術職員が機器遠隔化スクールで新技術習得に挑む
国立大学法人岡山大学の技術職員、中村有里さんが、長岡技術科学大学が主催する「機器遠隔化・活用スクール」に参加しました。このスクールは、TCカレッジ・遠隔分析DX系TCコースの中級カリキュラムにあたり、分析機器の遠隔化から実機を使用した遠隔測定体験まで、多岐にわたる内容が提供されています。
中村さんは、現地で実際にXRD(X線回折装置)やSEM(走査型電子顕微鏡)の遠隔測定を体験し、その手法を丁寧に学ぶ貴重な機会が得られたと述べています。「学習した内容はぜひ学内で共有し、今後の研究支援に活用していきたい」と意気込みを見せています。
遠隔操作による技術革新
遠隔測定技術は、時間や場所の制約を超えた研究支援の新たな可能性を示すものです。これにより、岡山大学はより多くの研究者に対して効率的なサポートを提供することが期待されています。本学の総合技術部と長岡技術科学大学は、2023年度からセミナーなどを通じて互いに交流を深める取り組みを進めています。
総合技術部本部長の佐藤法仁副理事は、「岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に採択された。技術職員の高度化を図り、研究基盤を支える人材を育成していく。この取り組みは我が国の研究大学群の未来に繋がる」と強調しています。
中村技術専門職員が目指す未来
中村技術専門職員は、岡山大学で研究開発マネジメント人材としての認定を受け、さらには日本工学教育協会の教育士や日本サイエンスコミュニケーション協会のサイエンスコミュニケーター認定も取得しています。現在は、大学院社会文化科学研究科博士前期課程の学生としてMBAの取得を目指し、岡山大学への持続的な貢献が期待されています。
地域に根差した教育や研究を進める岡山大学は、今後も技術職員の成長を通じて地域の発展に寄与してまいります。持続可能な開発目標(SDGs)への支援を掲げ、大学と地域が手を取り合い、未来を共創する姿を見守っていただければと思います。特に中村技術専門職員のような優れた人材の育成は、地域の発展だけでなく日本全体の研究基盤強化に寄与します。
今後の岡山大学とその技術職員の成長に、ぜひご期待ください。