広島スタートアップの挑戦
2025-08-28 11:59:59

広島発スタートアップが北米市場進出を果たすためのプログラム始動!

広島発スタートアップの北米進出を支援するプログラム



広島発の新興企業が北米市場への挑戦を開始します。CIC Instituteが運営する『Hiroshima Launchpad: North America 2025』に参加する6社が選ばれ、このプログラムを通じて現地展開に必要な知識やネットワークを育むことを目的としています。参加企業は、事前調査コースとはじめ、ネットワーク構築コースに分かれており、各社のユニークな技術やサービスが紹介されています。

1. 参加企業の紹介


事前調査支援コース


  • - 株式会社エイトノット
小型船舶向けの自律航行システムを開発・提供する同社は、操船の難しさを解決するソリューションを提供しています。「エイトノット AI CAPTAIN」は、観光船や旅客船において離岸から着岸までの自動化を実現する技術で、広島商船高専との連携により現場のニーズにも即した開発が進められています。

  • - 野村俊仁博士
広島大学病院の感染症科に所属する野村博士は、SFTSと呼ばれる重症熱性血小板減少症候群に関連する迅速抗原検査キットの開発に取り組んでいます。この製品は、特別な機器を必要とせず、動物からヒトへの感染を速やかに検知できるという特徴があります。

ネットワーク構築コース


  • - 抗体医学研究所
難病である肺線維症の治療薬を開発するスタートアップで、広島大学での研究成果を基盤としています。創業者の横崎医師は、米国でのインテグリン発見に貢献しており、彼の30年にわたる研究をもとにした抗体医薬品の製造に成功しました。

  • - 株式会社SMILE CURVE
思春期特発性側弯症の早期発見を目指した検査システムを開発するこの企業は、放射線を使用せずに背骨の歪みを高精度で可視化できる技術を提供しています。日本独自のモアレ法と3Dスキャニング技術を使用し、国内外での実装を進めています。

  • - 島崎航平 / ボランチアイズ
従来の接触式センサーに代わる画像振動診断技術を開発し、製造業におけるDXを促進するスタートアップです。微細な振動をAI解析により可視化し、非接触での診断が可能です。

2. プログラムの詳細


『Hiroshima Launchpad: North America 2025』では、各企業が現地市場での成功を目指すためのセミナーや専門家によるメンタリング、さらにボストンでの現地プログラムへの参加支援など、幅広いサポートが提供されます。これにより、参加企業は自社の技術をグローバルに展開し、成長するための基盤を磨くことができます。

このプログラムは、地域のスタートアップ支援という観点からも重要であり、広島から発信されるビジネスの新しい形を創出することが期待されます。

今後も、これらのスタートアップがさらに成長し、多くの革新をもたらすことを、大いに楽しみにしています。


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