いい生活がメイクスプラスの基幹システムを導入
東京都港区に本社を置く株式会社いい生活が、同じく東京都渋谷区に本社を持つ株式会社メイクスプラスに対して、「いい生活賃貸管理クラウド」をはじめとする不動産業務クラウドシリーズを基幹システムとして採用しました。この取り組みは、不動産市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための重要なステップとなります。
経営環境を可視化する
いい生活は、不動産業務を効率化し生産性向上を目指すため、メイクスプラスと連携した「経営分析プラットフォーム」を提供します。このプラットフォームは、賃貸管理事業の経営課題を明らかにし、持続可能な経営を支えることを目的としています。データをシンプルに可視化することで、経営者は必要な情報を迅速に把握しやすくなります。
システムの自動化と効率化
新しいシステムでは、賃貸管理業務と会計システムが密に連携され、業務の自動化が可能になります。具体的には「会計コンバート」機能により、必要な仕訳データを自動生成し、手作業での登録を省くことで生産性を高めることが期待されています。このようにして、業務の円滑化と効率向上を図り、オーナーや顧客に対するサービス向上にもつながります。
メイクスプラスの背景と挑戦
メイクスプラスは、収益不動産の管理や建物管理事業を展開する企業です。しかし、成長する賃貸市場においては業務プロセスの分散やデータ活用に課題を抱えていました。そうした背景から、いい生活のホールプロダクトを導入し、賃貸オーナーとの円滑なコミュニケーションを実現することを選択しました。メイクスプラスは5,000戸以上の賃貸物件を管理し、「心と体の健康寿命100歳」を目指す理念のもとでサービスを提供しています。
新しい体験を提供するアプリ
さらに、一緒に提供されるオーナー専用アプリ「makes100年不動産アプリ」は、賃貸オーナーの体験を向上させるために設計されています。このアプリは「いい生活Owner」を起点に、2024年5月から本格的に利用できるようになります。アプリ導入率は4ヶ月で40%に達し、オーナーとのコミュニケーションを強化する役割も果たします。
これからの事業展望
今後、いい生活は「いい生活賃貸管理クラウド」を核に、業務プロセスとデータの一元管理を進めていくと共に、経営判断を支えるためのデータ駆動型の意思決定をサポートしていきます。さらに多様なプロダクトが相互に連携することで、より高度な業務効率化と顧客価値の提供を可能にしていくでしょう。
まとめ
株式会社いい生活と株式会社メイクスプラスの連携により、賃貸管理の未来が変わり始めています。この新たな基幹システムの導入がもたらす成果に、今後も注目が集まるでしょう。