PHILOCOFFEAが誇るバリスタたちが実現した大快挙
株式会社Philocoffeaに所属する2人のバリスタが、2025年9月下旬に開催された日本スペシャルティコーヒー協会主催の大会で素晴らしい成果を上げました。ターナーの一杯、一杯が心を打つコーヒーを目指し、日々努力を重ねる彼らの挑戦をご紹介します。
高橋那純の活躍
高橋那純は、ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ(JHDC)において見事4位を獲得しました。バリスタ経験がわずか1年という短い期間での決勝進出は、彼の才能と努力の賜物です。彼のバリスタとしてのスタートは、東京に上京した際に偶然立ち寄ったカフェで出会ったスペシャリティコーヒーの感動がきっかけでした。
「ハンドドリップは、自分の手で味わいをコントロールできる面白さがあります。しかし、『自分の淹れるコーヒーが特別な体験になっているのか?』という疑問も持ち、最高の一杯を届けるためにJHDCへの挑戦を決意しました」と高橋は語ります。彼の信念は、「コーヒーとお友達になる」。日々、コーヒーと向き合いながら、より特別な体験を提供したいと考えています。
彼が使用したコーヒー豆はエルサルバドル サンタローザ パカマラ ハニーで、抽出方法にも工夫を凝らしました。選んだ器具は、HARIO V60透過ドリッパーといったプロ仕様のアイテムで、高い抽出技術を駆使しました。
田中陸斗の挑戦
一方、田中陸斗もジャパンバリスタチャンピオンシップ(JBC)に出場し、13位という結果を残しました。「特別なコーヒー体験を届ける」という理念の下、彼は唯一の情報発信者としての役割を果たしつつ、チームのサポートを受けながらプレゼンテーションの質を高めていきました。その結果、今の自分のベストを尽くすことができましたが、ファイナリストたちとの間には大きな壁があることを痛感したとのこと。
田中は、「大会に出続ける理由は結果が全てではない」と代表の言葉を借り、3ヶ月のトレーニングが自身の成長につながったと実感しています。来年のJBCに向けて、再度挑戦するつもりです。
大会で彼が使用したコーヒー豆はコロンビア・ラスフローレス ゲイシャで、その品質を最大限に引き出すための抽出方法にこだわりを持って取り組みました。
凱旋イベントの開催
この成果を祝して、高橋那純と田中陸斗による凱旋イベントが、10月4日(土)と5日(日)に表参道およびPHILOCOFFEA 201で開催されます。イベントでは、彼らが実際に使用したコーヒー豆や新たに準備された豆を使って、特別なコーヒー体験を来場者に提供します。
- - 10月4日(土): 表参道 - 田中バリスタ / PHILOCOFFEA 201 - 高橋バリスタ
- - 10月5日(日): 表参道 - 高橋バリスタ / PHILOCOFFEA 201 - 田中バリスタ
この特別なイベントの詳細は、公式SNSで発表されますので、ぜひチェックしてみてください。
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PHILOCOFFEAの理念
PHILOCOFFEAは、「ただ豆を売るのではない、スペシャルなコーヒー体験を提供する」ことを企業理念に掲げています。オーナーの粕谷哲氏は、2016年にアジア人初のWORLD BREWERS CUPを制した実績を持ち、コーヒーの第一人者として影響力を発揮しています。彼の取り組みは、コーヒー好きの方々のみならず、次世代のバリスタを育てる活動にも力を入れています。
このように、PHILOCOFFEAはただのコーヒーショップではなく、世界中の人々に特別なコーヒー体験を届ける場所として進化し続けています。 また、今後も様々な活動を通じてコーヒーの魅力を発信し続けることでしょう。