ウルトラふろく大全
2025-11-28 12:41:16

60周年を迎えるウルトラマンと100年の学年誌の奇跡が詰まった一冊

懐かしのウルトラふろくを振り返る



ウルトラマンシリーズが60周年を迎え、小学館が100周年を祝う中、新たな書籍『学年誌 ウルトラふろく大全』が2025年11月28日に発売されます。本書では、過去のウルトラマンシリーズがいかに小学生の心を掴んできたか、そしてそれを支えた学年誌のふろくについて、詳細に取り上げています。

ウルトラふろくの全盛期



昭和の時代、日本の書店では、ウルトラマン関連の多種多様なふろくがついた少年誌や学年誌が積まれていました。それぞれの雑誌が豪華なふろくを競い合い、特に小学館の学年誌はその充実度から急激に人気を博したのです。

河野氏の調査によれば、1973年には『小学一年生』が128万部も発行され、全小学一年生の約70%がこの雑誌を購入しているという大記録を達成しました。これにより、ウルトラマンシリーズはただの特撮ヒーローに留まらず、子供たちの文化の一部となっていったのです。

200点以上のふろくを収録



本書『学年誌 ウルトラふろく大全』では、200点以上のふろくを一挙に収録しています。『小学一年生』から『小学六年生』に加え、『めばえ』『よいこ』『幼稚園』などの幼児誌に付属していたふろくも網羅。各ふろくの写真や当時の雑誌の記事、次号予告、ふろくの箱絵なども掲載し、見ているだけで懐かしい気持ちに浸ることができます。

特に、1970年12月号に付いていた人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」は復刻版として本書に同梱されています。当時の感覚そのままに組み立てることができるこの大作は、横幅約50cmのスケールがあり、子供たちの夢を再び呼び起こすでしょう。

監修者の熱意



この出版物の監修を担ったのは、円谷プロダクション。彼らは、ウルトラマンシリーズの魅力を一貫して支え続けてきた存在です。著者の秋山哲茂氏は、この書籍を通じて、学年誌のふろくがもたらしてきたエンターテインメントの重要性を再確認してほしいと語っています。彼はウルトラマンシリーズだけでなく、特撮関連全般に関する書籍を数多く手がけている著名な編集者であり、今回のプロジェクトに対する深い愛情が感じられます。

学年誌の文化を体感する



この書籍を手に取ることで、読者はウルトラマンやその時代の学年誌が持つ文化的背景を深く理解することができるでしょう。また、コラムではウルトラマン以外の円谷作品のふろくや、他の作品とのコラボふろく、さらには別冊ふろくなども取り上げており、特撮ファンだけでなく、懐かしのアイテムを求める読者にも楽しんでもらえる内容となっています。

シリーズのファンも、子供時代を思い出したい大人も、ぜひこの特集を楽しんでみてください。私たちの子供時代が詰まった本書は、まさに永遠の宝物です。


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