インテル第13世代Coreプロセッサ搭載の新FAコンピュータ「VPC-1800シリーズ」の魅力
株式会社コンテックが発表した「VPC-1800シリーズ」は、インテルの第13世代Coreプロセッサ「Raptor Lake」に対応した新しいファクトリーオートメーション(FA)コンピュータです。2025年2月に受注を開始するこの製品は、24時間連続稼働を想定して設計された高性能なシステムで、製造現場のさまざまなニーズに応えることを目的としています。
高性能なプロセッサで魅せる新たな可能性
新製品は、CeleronからCore i9まで多様なCPUオプションが用意されており、ユーザーは用途に応じた適切なプロセッサを選択可能です。特に注目すべきは、従来モデル「VPC-1700シリーズ」との外形互換性を保持しつつも、処理性能は約2.8倍に向上しています(PassMark値の比較)。この性能向上は、高度な画像処理やリアルタイムでの制御処理を必要とするエッジコンピューティングにも対応するために設計されています。
高信頼性とメンテナンス性を追求
新モデルには、PCの状態を確認するためのPOSTコード表示器が新たに搭載され、保守性が向上しています。また、ネジ不要で簡単に取り外せるフロントカバーを採用しており、ストレージや冷却ファンなどの交換が容易です。これにより、何かトラブルが発生した際にも迅速に対応できる体制が整っています。
さらに、ウォッチドッグタイマやリモートリセットなど、システムの信頼性を高めるための充実したハードウェアRAS機能も標準で整備されています。これにより、24時間体制での運用が求められる環境であっても安心して使用することができるでしょう。
多彩な拡張可能性
「VPC-1800シリーズ」は、PCIスロットやPCI Expressスロットを多数用意し、拡張性にも優れています。周辺機器を自由に接続できるインターフェイスも豊富で、DVI-I、HDMI、DisplayPortなど、マルチディスプレイにも対応した設計となっています。また、USB 3.2やシリアルポートなど、必要な入出力ポートがそろっているため、導入後の柔軟なシステム構築が可能です。
アフターサポートも充実
VPC-1800シリーズは、BTO(受注生産)方式を採用しており、顧客の要求に応じたカスタマイズが可能です。さらに、長期のサポートが提供される「オンサイト保守サービス」も今後展開される予定です(日本モデルのみ)。このような手厚いアフターサービスがあることで、多くの企業が安心して導入できる環境が整います。
結論
インテル第13世代Coreプロセッサに対応した「VPC-1800シリーズ」は、高性能でありながら高信頼性と保守性を兼ね備えたFAコンピュータです。産業用用途に特化したこの製品は、次世代のファクトリーオートメーションを支えるための強力なパートナーとなるでしょう。興味のある方は、ぜひ詳細情報を公式サイトでチェックしてみてください。