商船三井の海洋保全
2025-06-16 16:04:10

国連海洋会議にて商船三井が海洋保全の取り組みを発表

国連海洋会議にて商船三井が海洋保全の取り組みを発表



2023年6月9日から13日、フランスのニースで開催された「国連海洋会議(2025 UN Ocean Conference)」において、株式会社商船三井のチーフ・サステナビリティ・オフィサーである引間がパネルディスカッションに登壇しました。この会議は海洋の保全と持続可能な開発目標の実施を支援する目的で開催されたもので、さまざまな国際的な機関や企業が参加し、海洋環境に関する重要な議論が交わされました。

引間の発言と商船三井の姿勢



引間は、国際海運業界が直面する温室効果ガス(GHG)排出問題について触れ、「国際海運全体のGHG排出規模は大きく、このままでは気候変動による海洋への影響が懸念される」と警鐘を鳴らしました。また、海洋環境の保全に向けた気候変動対策の重要性を強調し、商船三井が進める脱炭素への取り組みの一環として、「さらなる科学的調査や技術発展が必要である」と述べました。

この発言は、参加者たちにとっても重要なメッセージであり、生物多様性と気候変動に関する両方の問題に対する包括的なアプローチが求められていることが再確認されました。引間の議論は、国際的なパネルディスカッションの中で、他の企業や機関と共に海洋保全に向けた協力の必要性について深められました。

環境ビジョン2.2と未来への取り組み



商船三井は、具体的な環境目標を掲げており、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」を策定しました。このビジョンには、クリーン代替燃料の導入を含む5つの環境戦略が盛り込まれており、持続可能な航運を実現するための具体的な取り組みが進められています。この取り組みは、次世代に残すべき青い海とそれに伴う豊かな未来への道をひらくものです。

商船三井は、海洋環境の保護を通じて、人・社会・地球が持続可能に発展するための貢献を目指しています。これにより、実現可能な環境戦略によって、海運業界全体をリードしていく姿勢を示しています。

国際的な協力の重要性



今回の国連海洋会議は、国政府、国連機関、NGO、学術機関、そして企業など、多様なステークホルダーが集い、海洋保全に向けた最新の課題や解決策を議論する場としての意義があります。商船三井は、海洋環境の未来を考える上で、国際的な協力の重要性を強く認識しており、さらなる積極的関与を進めていきます。

会議を通じて得た知見や意見を反映し、商船三井は今後も海洋環境の保全に貢献し続けることで、持続可能な発展に向けた先進的な取り組みを展開します。


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