中国料理レストラン「揚州名菜 秦淮春」の快挙
三笠会館が運営する中国料理の名店「揚州名菜 秦淮春」の料理長、外崎 登志雄氏と高級点心師、陸 少游氏が中国政府から名誉ある称号『国家名厨』に選出されました。この称号は、中国の食文化に貢献した料理人に与えられるもので、非常に選ばれる機会が少ないことでも知られています。
国家名厨とは?
「国家名厨」は料理技術の高い料理人が選ばれるだけでなく、文化の継承や後進への技術指導など総合的な貢献も評価される称号です。2025年6月現在、912名の料理人がこの称号を持ち、その中に日本人は非常に少数しかいません。外崎氏と陸氏はその数少ない日本人料理人のひとりとして、この栄誉を得ることとなりました。
秦淮春の魅力と背景
「揚州名菜 秦淮春」は洗練された揚州料理を提案するレストランで、外崎氏は2005年に副料理長として参加し、2012年から料理長として同店を率いています。また陸氏は、独自の技術で作る点心に定評があり、三笠会館に招聘されたのは2007年のことです。彼らは、伝統的な技術を守りながらも、現代の美意識を取り入れた創作料理を提供しています。
記念特別コース「紫蘭花」
両名の『国家名厨』選出を祝して、特別コース「三笠会館 100周年記念ディナー紫蘭花(しらん)コース」が期間限定で提供されます。コースは、揚州料理の伝統と季節の食材が融合した贅沢な内容で、彼らの技法や感性を存分に味わうことができます。
コース内容
- - 泡辣香魚:稚鮎のマリネ
- - 雲白嫩肉:ガーリックソースの豚バラ肉
- - 松花皮蛋豆腐:ピータン豆腐
- - 蕃茄牛糕:牛すね肉の煮こごり
- - 酸辣苦瓜茗荷:ゴーヤーと茗荷の甘酢漬け
- - 紅焼綉球排翅:手毬とフカヒレの姿煮
- - 夏蔬煎和牛:夏野菜と和牛ロースの煎り焼き
- - 金陵片皮鴨:北京ダック金陵スタイル
- - 紅花水晶魚脯:ハタの冬瓜包み蒸し
- - 蒜香炒夏蔬:夏野菜のにんにく風味
- - 揚州砕金飯:揚州チャーハン
- - 甜品:本日のデザート
- - 主厨精選茶:シェフおすすめの中国台湾茶
お問い合わせと営業時間
「三笠会館 100周年記念ディナー紫蘭花コース」は、2名様から予約可能で、サービス料別で16,500円(税込)です。特製点心を加えるオプションもあり、食事は2025年8月末日まで楽しむことができます。詳細な情報は公式のウェブサイトでご確認ください。
名店情報
- - 店名:揚州名菜 秦淮春
- - 住所:東京都中央区銀座5-5-17 三笠会館本店4F
- - 電話番号:050-3134-5665
- - ウェブサイト:三笠会館公式サイト
創業から100年の歴史を持つ三笠会館は、これからも日本と中国の食文化交流に貢献し続けていきます。ぜひこの機会に「揚州名菜 秦淮春」の特別コースを味わってみてください。