IGSの探究支援プログラム
2025-06-27 10:57:38

日本の教育現場を変える!IGSの新プログラムが教員の探究力向上を支援

IGSの新しい実践支援プログラムの概要



最近、教育の現場で「探究的な学び」という新しいアプローチが注目を集めています。そんな中、株式会社IGS(Institution for a Global Society)が、全国の教員を対象にした新たな支援プログラム「先生方向け【教科×探究】実践支援プログラム」を立ち上げました。このプログラムは、三菱みらい育成財団から2025年度助成先に採択されたことにより、教育現場における探究活動の実践を一層後押しすることが期待されています。

プログラムの背景



IGSは、VUCA時代(不安定で複雑な社会の状態)に必要とされる能力、すなわち「答えのない問いに向き合う力」や「自ら問いを立て、考え抜く力」、さらには「他者と協力しながら創造する力」を育成するための学びを提供したいと考えています。しかし、現実の教育現場では、「総合的な探究の時間」に制限されがちで、教科の枠を超えた探究的な学びが十分に実現されていないのが実情です。

そこで、IGSは教員自身が探究の面白さを体感しながら、自身の授業にこの探究的な学びを取り入れる力を育成することで、生徒たちの学びにも良い影響を与えたいと考えています。

プログラムの目的



本プログラムの目的は、教員が探究的な視点を授業に組み込む能力を高めることです。具体的には、リアルなPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の体験や教科横断的な授業設計、非認知能力に関する理解、さらには他の教員とのディスカッションを通じて、参加者が探究指導の技術を進化させていくことを目指します。

プログラムの主な内容


  • - 探究で育てたい能力の理解: 非認知能力や探究スキルを言語化し、どのように育成するかを考えます。
  • - PBL型授業の体験: 教員同士で役割を演じながら実際に授業を体験することで、授業の進め方に対する理解を深めます。
  • - 授業プランの設計と実践: 学んだことを基に授業プランを作成し、実際に実践。その後、フィードバックを行います。
  • - アセスメントによる効果の可視化: 教育の効果を測定するために、IGSが提供するツールを用います。

今後の展望



本プログラムは2025年7月から2026年3月までの期間にわたって実施され、その後も延長を予定しています。全国から集まった200名の教員が参加し、対面形式での開催を予定しています。このプログラムを通じて、各地域で探究学習の実践と推進の中核となることが期待されています。

IGSは三菱みらい育成財団の支援のもと、3年間持続的に本プログラムを展開し、教育現場に寄り添いながら、教員と生徒が共に「心のエンジンを駆動させる学び」を推進していく考えです。

三菱みらい育成財団について



三菱みらい育成財団は2019年に設立され、次世代の若者を育成するために多大な支援を行っています。その使命は、教育機関に助成を行い、未来を担う人材を育成することにあります。IGSの取り組みが、この目的に見事に合致していることからも、期待が高まります。

このような制度を介して、教育現場の変革が望まれる中、IGSの新プログラムがどのように成果を上げていくのか注目されます。


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