ソニー銀行、手話・筆談サービスを導入
ソニー銀行が推進する最新サービスは、耳や言葉に不自由をお持ちの方々に向けた「手話・筆談サービス」です。このサービスは、株式会社プラスヴォイスの協力により実現しました。これにより、聴覚障がいのあるお客様が銀行の商品の詳細について、手話や筆談で直接問い合わせることができるようになります。
サービスの概要
手話・筆談サービスは、聴覚に障がいのある方々がソニー銀行のカスタマーセンターにアクセスするための新たな手段です。プラスヴォイスの専門の通訳者が、お客様の問い合わせを手話または筆談で受け付けます。通訳者は、リアルタイムでカスタマーセンターにお客様の意見や疑問を伝える双方向のコミュニケーションを可能にします。これにより、手話や筆談での会話を必要とするお客様も、音声コミュニケーションを利用するお客様と同様のサービスを享受できます。
バリアフリー化の一環
ソニー銀行はこのサービスを通じて、より多くのお客様に金融サービスを届けるための取り組みを進めています。テクノロジーが進化する現代において、顧客とのコミュニケーションの多様性を尊重し、あらゆるお客様が平等にサービスを利用できるよう努めることが重要です。これは、金融業界におけるバリアフリー化の一環として捉えられ、より多くの方々に信頼される銀行としての地位を強固にします。
サステナビリティへの貢献
また、ソニー銀行は本サービスの導入を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも寄与することを目指しています。特に「すべての人に教育と学びの機会を」と「人や国の不平等をなくそう」という目標に対して、障がいを持つお客様が社会の一員として活躍できる環境を整えることは、まさにその実現の一端を担うものであると言えます。
利用方法
本サービスを利用するためには、まずソニー銀行の公式ウェブサイトから手話・筆談サービスへの申し込みを行います。申込後、プラスヴォイスの通訳者が対応するため、お客様は安心してお問い合わせをしていただけます。具体的な利用フローについては、今後ソニー銀行の公式ウェブサイトでも詳細が発表される予定です。
結論
ソニー銀行が始めた手話・筆談サービスは、お客様一人ひとりのニーズに応えるための重要なステップです。耳や言葉に障がいのあるお客様が、より気軽に銀行サービスを利用できる環境を提供することで、社会全体のインクルージョンを促進します。今後も、ソニー銀行はお客様の声に耳を傾け、さらなるサービスの向上を図っていくことでしょう。