Varonis Systems Japan、金融データ活用推進協会に特別会員として加盟
Varonis Systems Japan株式会社(本社:東京都千代田区、ジャパン・カントリーマネージャー:並木 俊宗)は、一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)に特別会員として加盟したことを発表しました。この加盟により、Varonisは金融業界に向けてデータの安全性と活用促進に貢献していくことを目指します。
FDUAとは
一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)は、2022年に設立され、金融データを通じて人と組織の可能性を高めることをミッションとしています。FDUAは、金融実務に関するノウハウの共有を促進し、業界全体のアップデートを目指す団体です。具体的な活動内容には、金融機関のAI・データ活用推進のためのデザインパターン作成や、金融業界内での情報交換、データ分析コンペティションの開催などが含まれています。
Varonisの役割
Varonisは創業以来20年以上にわたり、データの検出・分類、アクセス権限の適正化、機密データへの異常行動の検知といった機能を統合、自動化したプラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、オンプレミスやクラウド、ハイブリッド環境を問わず、企業内の情報資産を保護することができます。
最近では、データ量の増加に伴い、個人情報や機密情報がSaaSやIaaSといった外部サービスに分散する傾向が見られます。このような状況下で、機密データの保護はかつてないほど難しくなっています。Varonisの統合セキュリティプラットフォームは、どこに機密データがあっても適切に保護できるよう設計されています。
データセキュリティガバナンスのサポート
FDUAへの加盟は、企業が保有するデータ資産の安全性を向上させるだけでなく、生成AIの活用促進においてもデータセキュリティガバナンスの観点から重要な役割を果たします。これにより、意図的または意図しないデータ漏洩からの保護が強化され、金融業界におけるAI活用がより安全に進むと期待されています。
並木俊宗のコメント
Varonisのジャパン・カントリーマネージャーである並木俊宗氏は、FDUAへの加盟を非常に光栄に思っていると述べています。彼は、FDUAの理念に深く共感し、データ活用とAIの安全利用を促進することで、日本の金融市場に対するデータ資産の保護に貢献していく方針を示しました。
また、Varonisはグローバルなデータセキュリティテクノロジーや、各国の規制ガイドラインへの対応を行ってきた経験から得た知見を、FDUAのメンバーと共有し、共に金融市場の発展に寄与していくことを目指しています。安全で信頼性の高い情報共有を推進し、より良い社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくとの意気込みを語っています。
まとめ
Varonis Systems JapanのFDUAへの加盟は、金融業界におけるデータセキュリティの重要性が高まる中で、非常に意義のある一歩と言えます。金融市場の健全な発展に寄与するため、Varonisは今後も全力を尽くしてまいります。データの安全な活用とAIの適切な利用を通じて、業界全体での信頼性向上に寄与し続けることでしょう。