アラムコが設立する「能登テックハブ基金」
アラムコ・アジア・ジャパン株式会社が、特定非営利活動法人みんなのコードと共同で「アラムコ 能登テックハブ基金」を設立することが決定しました。この基金は、2024年に発生した令和6年能登半島地震の影響を受けた子どもたちに向けて、最先端のデジタルテクノロジーを体験できる「テックハブ」を供給することを目的としています。
目的と背景
日本の能登半島地域は、昨年、地震や豪雨などの自然災害に見舞われ、多くの子どもたちが学ぶ機会を失っています。アラムコ・アジア・ジャパンの社長、ワリード・エム・ムラッド氏は、この状況に心を痛め、特に地元の子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所を提供するために、このプロジェクトを始める意義を強く感じています。
「この基金により、能登の子どもたちが新しい一歩を踏み出せるきっかけとなることを願っています」と彼は述べました。
テックハブの内容
テックハブは、2024年から2028年までの期間中に運営されます。このスペースでは、最新のデジタルテクノロジーに触れ、子どもたちが自由に活動できる環境が整えられます。プログラミング、ロボティクス、アートなど、様々な分野の学習を促進し、子どもたちが自分の可能性を引き出す支援を行います。
特に、みんなのコードは「アラムコSTEAMチャレンジ」の一環として、STEAM教育の普及を進めており、このテックハブでもその理念を基にしたプログラムが展開される予定です。分野を問わず、子どもたちが楽しみながら学ぶ機会を設けることで、地域の教育力を大きく向上させることを目指します。
参加方法
このテックハブは、地域に住むすべての子どもたちが利用できる無料の施設です。開設日は2024年1月で、具体的なプログラムやスケジュールに関する詳細は、特設サイトで随時更新されています。子どもたちにとって、学びや体験の場としての役割を果たし、地域全体の未来を明るくすることを期待されています。
まとめ
アラムコ・アジア・ジャパンが設立した「アラムコ 能登テックハブ基金」は、デジタル技術を通じて子どもたちの未来を切り開く新たな試みです。地域の子どもたちが、安心して学び、成長する環境が提供されることは、能登の未来にとって非常に重要なステップとなるでしょう。このテックハブの展開がどのような変化をもたらすのか、今から楽しみです。
詳しくは、
アラムコ 能登テックハブ特設サイトをご覧ください。