NECとシュナイダーの提携
2026-03-04 11:37:39

NECとシュナイダー、地理情報システムでの業務効率化を目指す新たな提携を発表

NECとシュナイダー、地理情報システムの新たな可能性



2026年3月4日、日本電気株式会社(NEC)とシュナイダーエレクトリック(シュナイダー)は、地理情報システム(GIS)を活用した新たな提携を発表しました。この提携は、電力事業者向けの設計・設備管理ソリューション「EcoStruxure ArcFM」の日本市場における導入を拡大することを目指しています。

このAIおよびGISソリューションは、電柱や変圧器などのインフラ設備の情報を可視化し、業務の効率化を図るものです。NECとシュナイダーは、すでに世界中で500社以上のユーティリティ事業者に導入されているArcFMを日本市場に適した形で展開することで、電力ネットワークの資産管理の国際標準化に貢献することを目指します。

業務の効率化への期待


ArcFMは、GIS業界のリーディング企業である米Esri社のプラットフォーム「ArcGIS」を基盤にして開発されており、設計から保守業務までのプロセスを一元化し、効率的に進めることが可能です。このシステムを利用することで、電力事業者は、電柱や変圧器の位置、接続関係、そして設備を流れるエネルギーの状態をリアルタイムで把握することができ、業務の業務効率化に繋がります。

特に、日本においては、インフラの老朽化が深刻な社会問題となっています。これに対処するためには、GISや系統管理基盤の刷新が急務です。多くの事業者が独自の資産管理システムを使用していることで、業界全体の標準化が進まず、リアルタイムなデータ連携の不足や運用・保守に多くの課題を抱えています。このような状況下において、ArcFMは次世代型のデジタルシステムを実現するための重要なソリューションとなります。

NECの取り組み


NECは、ArcFMのトレーニングを2026年3月までに開始し、設計や編集、モバイル端末に関する基礎トレーニングを順次受講していく予定です。さらには、実装技術のトレーニングも実施し、2026年度内にはシュナイダーの公式認定パートナーになることを目指しています。これにより、NECは日本における電力事業者への支援を強化し、ArcFMを活用したビジネスの展開に寄与することが期待されています。

共同での新たなソリューション開発


両社は、PoC(概念実証)や導入案件に緊密に協力し、ガス業界など他のユーティリティ事業領域でも協力関係を深める予定です。日本市場向けの新しいソリューションモデルを構築することで、業務効率化の更なる推進を図ります。

まとめ


NECとシュナイダーの本提携は、日本の電力・通信業界におけるデジタル化の推進と、業務の効率化を大いに促進させるものです。今後の展開に注目が集まります。

関連情報は、ArcFM Solutionをご覧ください。


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