国際協力の真髄
2025-08-08 15:44:21

インドネシアで学ぶ国際協力の真髄 ~JICAエッセイコンテスト海外研修報告~

インドネシアで学ぶ国際協力の真髄



日本各地から選ばれた中高校生と大学生たちが、インドネシアでの研修を通じて国際協力の大切さを学ぶ素晴らしい機会が訪れました。独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施した「国際協力中・高校生エッセイコンテスト」の受賞者たちは、この研修を通して新たな視点を獲得し、豊かな体験をしました。特に、尾木直樹先生(通称:尾木ママ)も同行し、彼らの学びをさらに深めてくれました。

国際協力の現場を視察



研修では、まずジャカルタ都市高速鉄道(MRT)の建設現場へ訪問。ここでは、インドネシアと日本企業が協力して進める工事現場の迫力を目の当たりにしました。現地の作業員の言葉からは、仕事への誇りと共感を感じ取ることができ、国際的な信頼関係がどのように構築されているのかを実感しました。実際にMRTに乗車し、現地の人々の生活の一部を体感しました。

次に訪れたジャカルタリサイクルセンターでは、地域住民の協力が不可欠であることを感じました。リサイクルプロセスを見学する中で、環境問題に対する意識が重要であることを改めて認識。さらに、JICA海外協力隊が活動する地方の小学校では、現地の子どもたちとエコアクションについてのアイデアを共有しました。これらの体験から、国際協力が持つ意義を深く考える機会となりました。

現地の学校と家庭訪問



研修の中で、現地の高校を訪問すると、温かく伝統舞踊で迎えてもらいました。日本の民謡「ソーラン節」を披露し、インドネシアの生徒たちと共にダンスを楽しむ中で、文化の交流を実感。教室や図書室の見学を通じて、異文化理解が深まり、自己紹介や地域文化についてのプレゼンにも挑戦しました。最終日には家庭訪問も行い、心のこもったもてなしを受ける中で、言葉の壁を越えたコミュニケーションの大切さを学びました。

歴史に触れ、平和の重要性を再認識



訪問中には、戦後にインドネシアに残留した日本兵の歴史を知るため、歴史資料館を訪問しました。元日本兵の子孫からの話を聞くことで、歴史の持つ重みや、彼らがどのように現地で生活してきたのかを深く理解しました。その後、カリバタ英雄墓地を訪れ、彼らへの祈りを捧げ、平和の重要性を心に刻みました。

尾木ママとの学びの時間



研修期間中、生徒たちは尾木ママやJICA関係者と対話の時間を多く持ち、さまざまな問いかけを受けました。教育についてのエッセイを書いた生徒たちは、彼らの経験を共有し、視野を広げる貴重な時間を過ごしました。国際協力の重要性についての議論や、将来の目標を語り合う時間は、彼らにとって忘れられない思い出となりました。

まとめ



JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストは、学生たちが国際社会の中でどのように行動すべきかを考える機会を提供しています。来年度も多くの学生たちがこの機会を通じて、国際的な視野を広げ、将来のリーダーとしての素養を身につけてくれることを願っています。詳細はJICAの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。


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