バーチャルシンガー花譜の新たな挑戦
バーチャルシンガー花譜が、活動7周年を迎えるにあたり、2025年にメジャーデビューを果たすことを発表しました。所属する株式会社THINKRが展開するKAMITSUBAKI STUDIOの彼女は、これまでに多くのファンに愛されてきましたが、次のステップとして2026年の3月1日には、ぴあアリーナMMで5th ONE-MAN LIVE「宿声 / 深愛」を開催します。これに先立ち、彼女は新プロジェクト「KAF81 KAF×avex Overseas Mission」を立ち上げ、世界への発信力を強化していきます。
このプロジェクトの一環として、今年5月にはアメリカ・イリノイ州で初の北米公演「HAJIMEMASHITE in Anime Central」を成功させました。観客の熱狂的な反応を受けて、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴが彼女との共同で進めるこの「Mission」は、まさに新たな可能性の象徴となります。
エイベックスと連携した海外初のワンマンライブ
新たな試みとして、花譜は11月29日と30日に中国・上海の「回響之地 Music Park」でライブ「宿声」を行います。この公演は、2026年3月に予定されている横浜の公演につながる大切なステップであり、上海での経験を通じて、感情や音楽を昇華する機会として位置付けられています。これを契機に、さらに広がる活躍に期待が高まります。
花譜の略歴と今後の展望
花譜は2018年にデビューした当時14歳のバーチャルシンガーで、その独自の歌声とアートワークで多くの支持を集めてきました。特に「組曲」シリーズでのコラボレーションは話題性が高く、YouTube登録者数は100万人を超え、総再生回数は驚異の3億回を超えました。
また、彼女は2022年に日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を成功させ、2024年1月には代々木第一体育館での4th ONE-MAN LIVE「怪歌」を開催。これにより、バーチャルシンガーが初めてアリーナサイズの公演を果たすという新たな歴史を刻みました。2025年には、さらなる海外展開が待ち受けています。
日本の文化とファンによる支え
花譜の成功の背後には、ファンとの絆があります。活動初期からの支持者である観測者(花譜ファンの愛称)との関係を大切にし、彼らとの共創によって新しい音楽体験を生み出していく姿勢は、今後のさらなる成長に寄与することでしょう。
全国の拠点でファンと触れ合いながら、海外の音楽シーンにも挑戦する花譜の姿勢には多くの人々が期待しています。新しいプロジェクトや公演を通じて、彼女がどのように感動を広げ、可能性を拡張するのか、見逃せません。
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