外国人向け通信機器販売企業のM&A成功
近年、外国人留学生を対象とする通信機器販売業界が注目を集めています。その中心的存在が株式会社イーストブリッジです。
設立から31年を迎えたこの会社は、「日本とアジアの架け橋になる」という理念のもと、留学生向けの通信事業で大きな実績を上げてきました。しかし、長年の歴史を持つイーストブリッジも、創業者の齊藤創一氏が後継者不足と自身の健康面から、事業の次のステップを模索する時期に差し掛かっていました。そこで選ばれたのがM&Aの道でした。
M&Aの背景と経緯
齊藤氏は、情報収集を重ねた結果、M&Aキャピタルパートナーズのアドバイザー山田祐治氏と出会います。山田氏は多様な業種に対応する豊富な経験を持ち、イーストブリッジの未来を支えるパートナーとして適任でした。最終的に、東京都千代田区に本社を置く事業投資会社、REVA株式会社との連携が実現します。
この提携により、イーストブリッジはREVAの支援を受けつつ、新たな成長を遂げる道を選んだのです。営業支援には住友商事系のネットワークが活用され、取引先との関係が急速に拡大しました。齊藤氏はこの異次元とも形容される成長スピードを感じているとのことで、「文化を守りつつ新たな価値を生むM&A」とその意義を強調しています。
株式譲渡の詳細
イーストブリッジは今後、売上や事業規模を大きくするだけでなく、後継者育成や事業領域の拡大にも注力する方針です。このM&Aを通じて、齊藤氏は「次世代へとバトンをつなぐ覚悟ができた」と語り、さらに発展する未来を見据えています。
企業情報
株式会社イーストブリッジ
- - 代表取締役社長:齊藤 創一氏
- - 本社所在地:東京都台東区
- - 事業内容:外国人留学生向け通信機器販売、インターネット回線、賃貸仲介、日本語学校への紹介事業
REVA株式会社
- - ディレクター:阿部 徹氏
- - 本社所在地:東京都千代田区
- - 事業内容:事業投資会社
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- - 担当アドバイザー:山田 祐治
- - 本社所在地:東京都中央区八重洲
- - 事業内容:M&A仲介事業
まとめ
イーストブリッジとREVAのM&Aは、留学生向け事業の新たな形を生み出す大きな一歩となりました。日本とアジアをつなぐ架け橋として、今後の成長が非常に楽しみです。この事例は、今後のbusinessにおけるM&Aの重要性を改めて示すものとなるでしょう。