Mapion Biz、新機能「マップトラッキング」を発表
TOPPANグループの株式会社ONE COMPATHが提供する法人向け地図ソリューション「Mapion Biz」において、新たにユーザー動向を分析する画期的な機能「マップトラッキング」の提供を開始しました。この機能は、自社製品を取り扱っている店舗の検索ページへ訪れたユーザーの行動を詳細に把握するためのものです。
「マップトラッキング」の背景
「買えるお店マップ」は、商品の出荷データと店舗情報を融合させることで、ユーザーが商品を購入できる店舗を簡単に探すことができるサービスです。これにより、ユーザーは製品を取り扱う店舗を自分で調べられるため、企業への問い合わせが減少し、業務負担も軽減されます。また、SNS施策や電子チラシサービス「Shufoo!」との連携が可能で、マーケティング活動にも幅広く対応しています。しかし、導入企業からは「買えるお店マップ」の検索ログが有用であるものの、その活用に課題があるとの声もあがっていました。それを受けて開発されたのが「マップトラッキング」です。
新機能「マップトラッキング」の詳細
この「マップトラッキング」機能により、企業はユーザーの訪問動向を多角的に分析できるようになります。アクセス数や訪問時間、商品別や店舗別の利用傾向まで一目でわかるユーザーフレンドリーなインターフェースが特徴です。例えば、サイト全体の訪問者傾向を測定し、ページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)、時間帯別アクセス推移のデータを把握することが可能です。また、検索されたキーワードのトレンドや訪問者の性別や年齢情報も可視化され、マーケティング戦略の強化につながります。
さらに、商品別やエリア別のデータ分析も充実しており、顧客のニーズをより深く理解する手助けとなります。これにより、企業は効果的な販促施策を立案し、消費者のニーズに応じた提案が可能になります。
Mapion Biz「買えるお店マップ」のサービス概要
「Mapion Biz」の「買えるお店マップ」は、店舗情報と商品の出荷データを組み合わせて、製品を取り扱う店舗を自社サイト上で検索することができるサービスです。2017年12月からサービスがスタートし、2024年9月には名称も変更されました。このマップは、お客様相談センターの業務をよりスムーズにし、SNSや電子チラシサービスとの連動でも活用できるため、販売促進においても重要な役割を果たしています。
法人向け地図ソリューション事業「Mapion Biz」とは?
Mapion Bizは、月間で1,200万人以上が利用する地図検索サービス「Mapion」を基にした法人向けの地図ソリューションです。これまでに300社以上に導入されており、様々なサービスを展開しています。店舗検索サービスや「買えるお店マップ」、Googleビジネスプロフィールとの連携、地図配信APIなど多岐に渡ります。
「マップトラッキング」で得られるメリット
この新機能を利用することで、企業はより質の高いデータ分析を行い、自社のマーケティング活動を一層の効率化へと導くことができます。購買のトレンドや潜在ニーズが明らかになることで、消費者が求めるサービスを提供しやすくなるのです。
まとめ
今後も、Mapion Bizはユーザーの行動分析を通して、企業や店舗に新たな価値を提供し続けることでしょう。新機能「マップトラッキング」が導入されたことにより、ビジネスにおける勝利を確実にするための強力なツールとなるでしょう。